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ディカプリオ23歳当時の『タイタニック』インタビュー映像が公開、当時の「レオ様ブーム」思い出させる

タイタニック
© 2023 by 20th Century Studios and Paramount Pictures.

ジェームズ・キャメロン監督の世紀の傑作が美しく蘇る『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』の公開を記念して、1997年の公開当時の若き“レオ様”レオナルド・ディカプリオのインタビュー映像が公開となった。当時、ディカプリオは23歳だ。

ちなみに23歳といえば、だいたい『君の名前で僕を呼んで』の頃のティモシー・シャラメ、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の頃のトム・ホランドと同世代である。

澄んだ瞳が印象的な若きディカプリオには初々しさすらあるが、既に俳優としてのキャリアは当時6年目。1993年の『ギルバード・グレイブ』ではアカデミー助演男優賞にもノミネートされ、1996年の『ロミオ+ジュリエット』ではベルリン国際映画祭で男優賞にも輝くなど、堅実なキャリアを歩んでいた。『タイタニック』では当初出演を辞退するつもりであり、キャメロン監督が口説いたという逸話もある。若くして、既に芯を持った俳優活動を行なっていたことが、この映像でのディカプリオの顔つきを見るとわかるだろう。

ディカプリオは映像内で、「ジャックはローズにプレッシャーをかけたりするような男ではない。彼女が自分で判断を下せるだけのスペースを、ジャックとの間に取れるようにしてあげているんだよね」と自身が演じたジャックの魅力を説明。画家としての成功を夢みるジャックは、少年のようなピュアさを持ち合わせる一方で、実は相手を尊重する大人な魅力に溢れている。

絶妙な心の距離で寄り添い支えてくれるジャックの男性像は、今の世代にも愛されそうなキャラクターだ。勢いある若きディカプリオ自身の魅力に加え、人々を惹きつけるキャラクター性との相乗効果があってこそ、ジャックは昔も今も、世界中から愛され続けている。

『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』は2023年2月10日(金)より2週間限定劇場公開(一部劇場を除く)。

1997年、世紀末の空気と「レオ様」ブーム

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THE RIVER編集部THE RIVER

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