『The Last of Us』ドラマ版、ジョエルの仲間・テスが登場 ─ 「FRINGE」アナ・トーヴが演じる

米HBO製作、同名人気アクションゲームのドラマ版「The Last of Us(原題)」に、「FRINGE/フリンジ」(2008-2013)「マインドハンター」(2017-2019)などのアナ・トーヴがテス役として出演することがわかった。米Deadlineが報じている。
ゲーム『The Last Of Us』は、人間を凶暴化させる寄生菌の感染爆発によって荒廃した米国を舞台に、娘を失った主人公ジョエルと、寄生菌の抗体を持つ少女エリー、ふたりの危険な旅路を描いた作品。全10話となるドラマのシーズン1は、ゲームの1作目に基づいた内容になると伝えられている。アナ・トーヴふんするテスはジョエルの仕事仲間であり、ジョエルとともにエリーを送り届ける任務の最中、決死の行動を取る。ドラマ版でも彼女の勇姿に注目だ。
ドラマ版「The Last of Us」では、ペドロ・パスカルがジョエル役、ベラ・ラムジーがエリー役、ガブリエル・ルナがトミー役、ニコ・パーカーがサラ役を演じ、マーリーン役にはマール・ダンドリッジがゲーム版から続投する。そのほか、ゲームでトミーを演じたジェフリー・ピアースが隔離地区の反乱者・ペリー役で登場。生存者のフランク役をマレー・バートレット、ビル役をコン・オニールが演じる(フランク&ビルはゲームの登場人物と同名だが、設定の継承については不明)。
パイロット版監督は『Beanpole(英題)』のカンテミール・バラゴフが務め、エピソード監督には『ボーダー 二つの世界』(2018)のアリ・アッバシ、『アイダよ、何処へ?』(2021年9月17日公開)のヤスミラ・ジュバニッチが起用された。製作費は1話あたり約10億円以上とも伝えられている。撮影は2017年7月初旬に開始されており、2022年6月8日に終了する見込みだ。
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Source: Deadline