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『The Last of Us』ドラマ版、エリー役「これまでの作品で最大の規模」─「ゲーム・オブ・スローンズ」をも凌ぐか

The Last of Us Part II(使用可)
©Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Naughty Dog, LLC.

サバイバルアクションゲームの決定版、『The Last of Us』のHBOドラマシリーズにて、メインキャラクターのエリー役に抜擢されたのは、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のベラ・ラムジー。どうやら彼女にとって本作は、これまでで最大の規模の作品になるようだ。

『The Last of Us』ドラマシリーズは、2021年7月初旬に撮影が開始されており、2022年6月8日に終了する見込み。撮影の最中にラムジーは、BBCのインタビューにて「『The Last of Us』はこれまでに出演してきた中で最も大きい規模の作品だと感じています」としながら、「少し怖くなってしまうので、そのことについてはあまり考えないようにしています」と想いを明かしている。

HBOで同じく製作された「ゲーム・オブ・スローンズ」は、1話ごとにおよそ1,000万ドルがかけられており、『The Last of Us』ドラマシリーズはそれに匹敵する製作費になると伝えられている。「ゲーム・オブ・スローンズ」という大作への出演をすでに経験しているわけだが、それでもラムジーはプレッシャーを感じずにはいられないようだ。それは規模だけではなく、メインキャラクターという大役を担うからこそでもあるのかもしれない。

もっとも、「ゲーム・オブ・スローンズ」のエグゼクティブ・プロデューサー、キャロライン・ストラウスが本作にも参加しており、ラムジーは「まるで一周したかのような気分です。とても素敵なことです」と喜びの声もあげている。何にせよ、「ゲーム・オブ・スローンズ」に匹敵、あるいはそれを凌ぐほどの規模の作品となることに、ゲームファンは期待せずにはいられないだろう。

全10話構成となるドラマシリーズのストーリーは、ゲームの1作目に基づいた内容が描かれるという。2021年9月下旬には、人間を凶暴化させる寄生菌の感染爆発により荒廃した米国で、娘を失った主人公ジョエル(ペドロ・パスカル)と、寄生菌の抗体を持つ少女エリー(ベラ・ラムジー)、ふたりが旅に出る姿を捉えた画像が公開されていた。キャストにはパスカルとラムジーのほか、ガブリエル・ルナがトミー役、ニコ・パーカーがサラ役として名を連ねており、マール・ダンドリッジがゲームにつづきマーリーン役を続投する。

「The Last of Us(原題)」は、HBO&HBO Maxにて米国放送・配信予定。放送開始日は不明。

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Source:BBC

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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