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『The Last of Us』ドラマ版、ジョエル&エリーの初画像が米公開 ─ ペドロ・パスカル&ベラ・ラムジー共演

ペドロ・パスカルベラ・ラムジー共演、サバイバルアクションゲームのHBOドラマシリーズ化企画「The Last of Us(原題)」より新画像が米国公開された。

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全10話となる本作の撮影は、2021年7月初旬に開始されており、2022年6月8日に終了する見込み。このたびの新画像は、ゲームシリーズのクリエイティブ・ディレクターであり、実写版にて脚本・製作総指揮を務めるニール・ドラックマンが、ファンイベント「The Last of Us Day」(2021年9月26日(米国時間)を記念して公開したものだ。人間を凶暴化させる寄生菌の感染爆発により荒廃した米国で、娘を失った主人公ジョエル(ペドロ・パスカル)と、寄生菌の抗体を持つ少女エリー(ベラ・ラムジー)、ふたりが危険な旅に出る姿が捉えられている。

ジョエル&エリーの後ろ姿のみが写し出されている本画像だが、ゲームシリーズのファンであれば、これだけでもキャラクターのコスチュームやバックパック、世界観の再現度の高さに思わず息を呑んでしまうだろう。ニール・ドラックマンもまた、衣装を着たふたりを撮影現場で初めて見たとき、「ジョエルとエリーだ!」と衝撃が走ったことを明かしている。正面から捉えたふたりの姿にも期待が高まるばかりだ。また、遠くに墜落した飛行機らしきものが見えるが、これが混沌した世界観を表現するためなのか、それとも物語上重要な役割を果たすことになるのかは定かでない。

ドラマのシーズン1は既報によると、ゲームの1作目に基づいた内容になっており、製作費は1話あたり約10億円以上とのこと。キャストにはほか、ガブリエル・ルナがトミー役、ニコ・パーカーがサラ役として名を連ねており、マール・ダンドリッジがゲームにつづきマーリーン役を続投することが判明済みだ。

パイロット版の監督は、『Beanpole(英題)』にて世界中の映画賞を総なめにした鬼才カンテミール・バラゴフ。2021年9月初旬には、パイロット版の撮影を終えたことを自ら報告していた。そのほか監督には、『ボーダー 二つの世界』(2018)のアリ・アッバシ、『サラエボの花』(2006)『アイダよ、何処へ?』(2020)のヤスミラ・ジュバニッチが起用されている。もっとも、2021年9月中旬の報道では、アッバシの名前は存在しておらず、ニール・ドラックマン、「チェルノブイリ」(2019)のクレイグ・メイジンと、「アンブレラ・アカデミー」(2019-)のピーター・ホアーの名が新たに記されていた。メイジンはドラックマンとともに脚本・製作総指揮も担当している。

ドラマ「The Last of Us(原題)」は、HBO&HBO Maxにて米国放送・配信予定。具体的な放送開始日は不明。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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