【ネタバレ】『The Last of Us Part II』レブには「明るい未来が待っている」と声優 ─ クリエイティブ・ディレクター、レブの今後を描くことに興味あり

サバイバルアクションゲームの決定版『The Last of Us』の続編『The Last of Us Part II』。発売から早くも1年が経った本作だが、第3作の概要はすでに完成済みと伝えられている。その中身については不明だが、この度、ストーリーのキーキャラクターであるレブの今後の人生について、声優を務めた俳優が持論を語っている。
この記事には、『The Last of Us Part II』のネタバレが含まれています。
『The Last of Us Part II』では、エリーとアビーのふたつの視点で物語が展開されていく。アビーの視点でひとつ鍵となったのが、自らが所属している組織から迫害を受ける立場となってしまったレブ。兵士になりたかったにもかかわらず、ある男に嫁ぐことを命じられたことから、頭を刈り上げるという組織の掟に反する行動を取ってしまったのだ。
レブは、偶然にも命を助けることになったアビーとともに、ヤーラの命を救う旅に出ることになる。しかし物語終盤では、壮絶な戦いの中で姉のヤーラと、母親が帰らぬ人となってしまう。レブは居場所だけでなく、大切な姉と母親まで失ってしまったのである。そんなレブのこれからの人生はどうなるのか。
Wiredのインタビューにて、レブの声優を担当した、イアン・アレクサンダーは「レブには明るい未来が待っている」と持論を述べている。「ヤーラや母親、そして子供にして居場所を失った傷を癒やすためにも、レブは新たな家族となる人たちとたくさん出会うことになるでしょう。レブにはとても明るい未来が待っていると思います」。
『The Last of Us』シリーズのクリエイティブ・ディレクターであるニール・ドラックマンもまた、レブの未来を描くことに興味を抱いているようだ。第3作の内容はこれから3年〜5年かけて練り上げていくようで、「さまざまなアイデアを模索しているところです。そのなかでレブについても話し合いました」と話している。
姉や母親、所属する組織からも迫害を受けてしまったレブ。しかし、レブには過酷な旅をともにする中で、本当の家族のような存在となったアビーがまだいる。第3作が実現したら、レブがトラウマを乗り越え、アビーとともに新たな居場所を探す物語が描かれるかもしれない。ふたりに光が差し込むことを願うばかりだ。
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Source: Wired