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「トム・クルーズはアカデミー賞に相応しい」とジェニファー・コネリー ─ 『トップガン マーヴェリック』主演男優賞ノミネートは逃す

(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

2023年(第95回)アカデミー賞ノミネート作品が発表された。

2022年最大のヒット作となったトム・クルーズ主演『トップガン マーヴェリック』は、作品賞、脚色賞、歌曲賞、編集賞、音響賞、視覚効果賞での6ノミネートのサプライズとなった。しかし、本作に熱い情熱を注ぎ、マーヴェリック役をリスクと共に再演したトム・クルーズは主演男優賞へのノミネートを逃している。

このノミネート発表以前、本作でペニーを演じたジェニファー・コネリーはサンダンス映画祭のセッションで、トムはノミネートに相応しいと熱弁していた。

コネリーは次回作となるダーク・コメディ『Bad Behaviour(原題)』のプレミア上映のため、共演のベン・ウィショー、アリス・イングラートのともにサンダンス映画祭のセッションに登場。アカデミー賞主演男優賞の候補入りが期待されていたトムについて、彼の演技はどうだったかと問われ、「ずば抜けています」と回答。「彼は映画の中で素晴らしい仕事をしました。人としても並外れているし、俳優としてもとてつもないです。彼はただただ完璧ですよ。彼はキャラクターを美しく具現化しました。彼は絶対ノミネートに値すると思います」と推していた。

コネリーは『トップガン マーヴェリック』を「非常によくできた映画だし、このような作品を作ることは極めて困難」と称している。「トムの仕事を、彼がその役割に対してしたことを考えてみると、現場でのあらゆること、彼があれらのシーンでどれほど素晴らしかったか、関係を築いていくことに加えて……そう、彼とマイルズ(・テラー)のキャラクターとの関係性はとても美しく、心を動かすものだったなと思いますね。しかし何より彼が飛行シーンをやり遂げるためにしたことが格別でした」。

コネリーの賛辞からはトムの偉業を言葉では表しつくせないことが感じられる。残念ながらトムのノミネートは実現しなかったが、獲得した6ノミネートが受賞に繋がることを祈ろう。作品賞は大混戦が予想されるが、果たして受賞はありえるだろうか?

2023年(第95回)アカデミー賞発表は日本時間2023年3月13日午前。

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Source:Variety

Writer

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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