トム・ホランド、『ジャック×ダクスター』映画化を希望 ─『アンチャーテッド』監督が企画の存在明かす

『スパイダーマン』シリーズなどのトム・ホランドを主演に迎え、ノーティードッグによるアクション・ゲームシリーズ『アンチャーテッド』が実写映画化される。どうやらホランドは、すでにほかのゲームの実写映画化企画にも前向きのようだ。
GameSpotのインタビューにてトム・ホランドは、『アンチャーテッド』以外のゲームで映画化を望む作品について尋ねられたところ、「『ジャック×ダクスター』を映画化したいです」と答えている。2001年に1作目が発売された『ジャック×ダクスター』シリーズは、『アンチャーテッド』と同じく、ノーティードッグが開発を手掛けた作品で、主人公のジャックが、ひょんなことからイタチとなったダクスターを相棒に大冒険に繰り出す物語だ。ホランドは、このメインキャラクターのジャックを演じたいのだという。
『ジャック×ダクスター』はファンタジー/アクション・アドベンチャーゲームだが、ホランドはニヤニヤしながら、「A24製作のもとやりたいので、とにかく奇妙で暗い作品になると思います」と話す。A24といえば、『エクス・マキナ』(2015)をはじめ、『スイス・アーミー・マン』(2016)『アンダー・ザ・シルバーレイク』(2018)『ミッドサマー』(2019)など、ダークかつユニークな映画を次々と世に送り出してきた製作・配給会社だ。またホランドは、アニメではなく実写版としての映画化を希望している。
Hey, @A24 and @Naughty_Dog. Tom Holland has a great video game adaptation pitch for you guys. pic.twitter.com/QKKbJYWedf
— GameSpot (@GameSpot) February 4, 2022
なお、『アンチャーテッド』にてメガホンをとったルーベン・フライシャー監督は、Digital Trendsのインタビューにて、 「実は、『ジャック×ダクスター』の映画化企画に取り組んでいます」と明かしている。このことをトム・ホランドは知っていたのか、それとも全く知らされずに話していたのかは定かでない。また、これ以上の詳細は伝えられていないため、そもそもホランドや、A24が関与しているのかも不明だ。
Source: GameSpot , Digital Trends