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トム・クルーズ激怒、ソーシャル・ディスタンス守らなかったクルーを叱責

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ジャパンプレミア トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ヘンリー・カヴィル、クリストファー・マッカリー監督
©THE RIVER

英国で『ミッション:インポッシブル』シリーズ第7作を撮影中のトム・クルーズが、撮影現場で新型コロナウイルス感染予防対策を守らなかったクルーを激しい剣幕で叱りつける音声が話題を呼んでいる。

音声を公開したのは英The Sunで、これを受けて米Deadlineや米The Hollywood Reporterといった業界大手媒体も紹介。情報によると、ソーシャル・ディスタンスを守らずに立っていた二人組のクルーに、トムが激怒。音声では、トムが次のように怒鳴っている様子が聞き取れる。

「僕たちのためにハリウッドで映画作りを頑張ってくれている人がいるんだぞ!僕たちを信じてくれているからだ!僕は夜毎、スタジオやら保険会社やらプロデューサーやらと電話をしているんだ!彼らは僕らを見て、映画製作のために僕らを使ってくれているんだぞ!僕たちは何千もの仕事を作っているんだ!この畜生が!」

続いてトムは、「二度と見たくない!二度とだ!次やったら、君はクビだ!もうここにいなくていい!他のクルーもだ!わかったか!君もだ!君もだ!君も!二度とやるんじゃないぞ!わかったか!」と声を荒げる。「この業界がシャットダウンして、家を失った人たちにそう伝えろ!食事もない、学費も払えないんだぞ!僕はそういう事実と毎晩向き合っているんだ!この業界の将来とだ!」

怒り心頭のトムは「悪いけど、謝っても済まない」と続け、「この映画は絶対に潰させない!」と怒鳴っている。

さらに「理解したか!」と叫ぶと、小さく「わかりました…(Yes,sir…)」という声が聞こえる。その後も「次やったら、君はクビだ!君もだ!」と叱責。「わかったか!」と繰り返し、「わかりました…」という声が再び聞こえる。

トムの怒りは収まらず、「自分の責任がわかっているのか!」「わかっていないなら、僕は君のロジックには付き合いきれない。クビだ」と厳しい言葉をぶつけ、音声の最後に、トムは「君たちを信じてここにいてもらっているんだから」と投げかけている。

プロ意識が非常に高いことで知られるトム・クルーズにとって、コロナ禍の影響を最小限に抑えながら、全ての関係者が安全に撮影できる環境を用意することが何よりも大切なのだろう。スタジオや保険会社とも電話で話し合いを行っているというから、安全対策のため自ら矢面に立っているのだと思われる。

『ミッション:インポッシブル』第7作の撮影は、ノルウェーの撮影時には安全確保のためのホテル代わりとしてクルーズ船2隻をレンタル。この費用だけで少なくとも50万ポンド(約7,000万円)がかかっており、一部報道によるとトムがこれを支払ったと伝えられている

また、2020年10月の報告では、撮影現場で全ての関係者を対象にした毎週の感染検査をはじめ、細かなところまで徹底した対策を行っていると話されていた

撮影スケジュールもコロナ禍の影響を受け、中断などの紆余曲折を経ている。そればかりでなく、8月にはバイク・スタントの撮影中に爆発事故が発生、この頃より、トムは予想外のハプニングや幾度に渡る撮影中断に「かなりの鬱憤を溜めている」と伝えられていた

トム・クルーズがまさに死守する思いで作り上げる『ミッション:インポッシブル』第7作は、2021年11月19日米公開予定。

Source:The Sun,Deadline,The Hollywood Reporter

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THE RIVER編集部THE RIVER

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