【ネタバレ】『トップガン マーヴェリック』「もう二度とできない」危険な撮影とは? ─ ジョセフ・コシンスキー監督が語る

この記事には、『トップガン マーヴェリック』のネタバレが含まれています。

ジョセフ・コシンスキー、低空飛行場面を語る
1作目から36年という長い年月を経てついに公開を迎えた『トップガン マーヴェリック』。アメリカのエリート・パイロットチームのトップガンは、世界の危機を回避するべく、絶対不可能な極秘任務を遂行しなければならない状況に直面していた。その任務を成功させるため、かつてのライバルであるアイスマン大将から直々に特命され、訓練生たちの教官として抜擢されたのが、伝説のパイロットであるマーヴェリック(トム・クルーズ)だ。
しかし、このミッションがスタートするまでのタイムリミットは、すぐそこに迫っていた。トップガンの次世代たちを絶対に守り抜くという揺るがぬ決意で、マーヴェリックは訓練生たちを徹底的に指導していく。またマーヴェリックは、任務を成功させるためには前代未聞な低空飛行を成し遂げる必要があるとも告げる。物語中盤、危険を伴う低空飛行が可能であることを、マーヴェリックは訓練生たちに身を持って証明するのであった。
トム・クルーズの熱い志により本作では、メインキャストたちが訓練を経て実際に戦闘機に乗り込み、IMAXカメラをコックピットに6台搭載して撮影を行うという前代未聞の試みがなされた。もちろん本人たちが操縦しているわけではないが、それがいかに過酷なことであるのかは言うまでもないだろう。
米Comicbook.comのインタビューにて、本作のメガホンをとったジョセフ・コシンスキーは、「映画の中盤で、マーヴェリックがひとりで低空飛行をする場面があります」としがら、「あのシーンでは、海軍から特別な許可を貰えたので、時速600マイルで、50フィート以下を飛行することが可能になったんです」と明かしている。どのシーンであるのかは具体的には言及されておらず、Comicbook.comでもその補足説明はなされていないが、おそらく上述の展開と思われる。
このインポッシブルなミッションをトムが挑んだことにより、息をのむ激しい飛行場面が誕生した。「あれはもう二度とできないことだと思います」とコシンスキーはいうが、そもそも再び海軍から許可が降りたとして、トム以外にこのようなことができる超人は存在するのだろうか……?
『トップガン マーヴェリック』は公開中。
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Source:Comicbook.com