『トップガン マーヴェリック』出演者のひとりが空撮中に嘔吐 ─「飛行機の中で吐いてしまった」

トム・クルーズ主演、スカイアクション『トップガン』(1986)の続編映画、『トップガン マーヴェリック』ではアクションシーンをはじめ、撮影にあたり合成を一切使用していないと伝えられている。『ミッション:インポッシブル』シリーズなどアクションをセルフスタントでこなしてきたトムであれば、自らが実際に戦闘機に乗って撮影することなど容易なことかもしれないが、キャストのなかには撮影中に思わず吐いてしまった者もいたようだ。
35年ぶりに蘇る待望の続編映画『トップガン マーヴェリック』ではトムをはじめとするキャストが、過酷な訓練に耐え実際に戦闘機に乗り込んで撮影を実施。もちろん操縦を担当したのは彼らではないが、TMZの取材に登場した出演者のひとり、ルイス・プルマンにとっては搭乗するだけでも過酷な体験だったようだ。「(飛行機の中で)ものすごく吐いてしまいました」。その理由は胃が弱いためとのことだが、「カメラの前では一度も吐きませんでした。真のトップガンナーは吐かないので」と、プロ意識を働かせて撮影中は何とか我慢することが出来たのだという。
そんなルイスは当初、「この映画は自分には向いていないと思っていました」とのことだが、トムからの熱い説明を受けて参加を決意したようだ。「トム・クルーズから飛行・航空について説明されたら、もう興奮せずにはいられなくなりますよね。彼は本当に最高な男で、映画の中で観ることが出来る全てのことは、彼が実際にやっていることなんです。彼はまるで教官のようでした」。
『トップガン マーヴェリック』では、マーヴェリック(トム・クルーズ)が現役を退いており、パイロットを育成する教官として重要な任務に挑む姿が描かれる。コロナ禍の影響により度重なる公開延期を経た本作は、2021年11月19日についに公開だ。
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Source:TMZ