『トップガン』題材のドキュメンタリーが製作決定、エリートパイロット候補生たちの熾烈な競争に迫る

トム・クルーズ主演の青春スカイアクション『トップガン』を題材としたドキュメンタリーシリーズ「Top Gun: The Next Generation」が米National Geographicで製作されることがわかった。米Deadlineが報じている。
本シリーズは、米海軍のエリートパイロット養成プログラム「Advanced Flight Training Program 」に挑む士官たちの姿を追う。本編では、航空母艦への着陸などを含めたフライトテストの様子が候補生たちの視点で映し出されるという。
カメラは上空や教室だけでなく、基地の外や自宅といったプライベートな空間にも入り、候補生たちの素顔に迫るとのこと。難関を突破した生徒たちは、最新鋭機のF-35ライトニングⅡの操縦権を手にすることになる。
「Top Gun: The Next Generation」では、英Zinc Media Group内のレーベルRexが製作を務める。ナショナル・ジオグラフィックのエグゼクティブ・バイス・プレジデントを務めるトム・マクドナルド氏は、「世界中で何百万人もの(『トップガン』の)映画ファンがいる中、私はこのシリーズにすぐに惹かれました。エリート戦闘機パイロットたちは、極めて熟練し見事であるだけでなく、彼ら一人ひとりに違う物語があります」とコメント。「このシリーズは、エリートパイロットたちの熾烈な競争の世界に迫る、爽快でビジュアル的にも驚愕するような、魅力あふれる旅になることを約束します」と意欲を見せている。
『トップガン』(1986)では、“ベスト・オブ・ベスト”のパイロットたちが集まる米海軍戦闘機兵器学校“トップガン”でしのぎをを削る若者たちの熱い青春が描かれた。2022年には、続編『トップガン マーヴェリック』が公開され大ヒットを記録した。
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Source: Deadline