トム・クルーズ主演『トップガン2』音楽にハンス・ジマーが決定! 前作担当ハロルド・フォルターメイヤーも再登板

トム・クルーズ主演映画『トップガン』(1986)の続編『トップガン2(仮題)』の音楽を、現代の映画音楽を牽引する名作曲家ハンス・ジマーが担当することがわかった。
Film Music Reporterによると、2018年10月19日(現地時間)にオーストリア・ウィーンにて開催されたコンサート「Hollywood in Vienna」にハンスが出演した際、トム・クルーズからのビデオメッセージによって告知されたという。
このたびの情報では、『トップガン2』ではハンスが音楽を手がけるほか、前作で作曲を担当したハロルド・フォルターメイヤーも再登板するとのこと。トムは以前から『トップガン』の音楽を再び使用する方針を示していたため、これ自体は当然の流れだ。ただしハロルドは『コップ・アウト ~刑事した奴ら~』(2010)以来作曲活動を行っておらず、本作のために新曲を書き下ろすのかは不明。一方で、ハロルドの楽曲をハンスがアレンジするという形でのコラボレーションもありうるだろう。
『ブレードランナー 2049』(2017)や『ダンケルク』(2017)などで近年ますますハリウッドでの存在感を高めているハンスは、今後『妻たちの落とし前』(2019年4月公開)や『X-MEN: ダーク・フェニックス(邦題未定、原題:Dark Phoenix)』(2019)、『ワンダーウーマン 1984(邦題未定、原題:Wonder Woman 1984)』、そしてディズニーによる実写映画版『ライオンキング(邦題未定、原題:The Lion King)』と数々の作品で音楽を担当する。さて、『トップガン』の世界ではどんな音楽を聴かせてくれるのだろうか?
本作にはマーベリック役を演じるトム・クルーズのほか、アイスマン役のヴァル・キルマーが復帰。新キャストとして、前作で死亡したマーヴェリックの親友グースの息子役を『セッション』(2014)や『オンリー・ザ・ブレイブ』(2017)のマイルズ・テラーが演じるほか、『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)や『ビューティフル・マインド』(2001)のジェニファー・コネリー、『ベイビー・ドライバー』(2017)のジョン・ハム、ドラマ「ウエストワールド」(2016-)などの名優エド・ハリスらが出演する。『ドリーム』(2017)のグレン・パウエルも出演交渉に入ったと伝えられた。
映画『トップガン2(仮題)』は2020年6月26日に米国公開予定。監督は『オンリー・ザ・ブレイブ』のジョセフ・コシンスキー、脚本は『ホース・ソルジャー』(2018)のピーター・クレイグらが担当する。
Source: Film Music Reporter
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