『DEATH STRANDING』小島秀夫監督、ニコラス・ウィンディング・レフンの新作ドラマに出演 ─ 米予告編に登場、マイルズ・テラー主演

新作ゲーム『DEATH STRANDING』の開発が進行中のゲームクリエイター・小島秀夫監督が、盟友ニコラス・ウィンディング・レフン監督による新作ドラマシリーズ「Too Old to Die Young(原題)」に出演している。このたび公開された同作の米国版予告編には、きちんと小島監督の姿も映し出されているのだ。
❤️👁🔻 The trailer has arrived 🔻👁❤️
Too Old To Die Young, from @NicolasWR, is available on Prime Video June 14. #TOTDY pic.twitter.com/3SPVgKkqN9
— Too Old To Die Young (@TOTDYTV) 2019年4月3日
『ドライヴ』(2011)や『オンリー・ゴッド』(2013)、『ネオン・デーモン』(2016)で知られるレフン監督は、本作「Too Old to Die Young」の製作に2年以上を費やしてきた。主演を務めるのは、『セッション』(2014)『オンリー・ザ・ブレイブ』(2017)のマイルズ・テラー。職務ゆえに女性を銃撃し、心を病んだ主人公の警官役を演じる。彼はロサンゼルスの裏社会に潜入し、殺し屋やヤクザ、メキシコから送り込まれた違法カルテルの暗殺者、ロシアン・マフィアらと出会っていく……。
小島監督は予告編の1分55秒目ごろに登場。スーツのジャケットを羽織り、眼鏡をかけた姿で日本刀を振るい、男の指を斬り飛ばしている。物語の詳細は明かされていないが、おそらくヤクザがフィーチャーされるエピソードでの出演となるのだろう。ちなみに2018年2月下旬、小島監督は自身のTwitterにて撮影に参加したことを報告していた。
Too Old To Die Young! pic.twitter.com/m63dEAi1pV
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) 2018年2月23日
やっと終わった。もう3時やん。コノヤロウ! pic.twitter.com/f0PLepifsJ
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) 2018年2月23日
予告編でも窺えるように、「Too Old to Die Young」は、レフン監督作品の特長である映像美と端正な暴力描写、そして哲学的な問いの織り込まれた内容になっているとのこと。レフン監督は全10話をすべて監督し、脚本も手がけている。共同脚本には、コミック『キャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャー』(ShoPro Books)や『デス・オブ・キャプテン・アメリカ』シリーズ(ヴィレッジブックス)などを執筆したエド・ブルベイカーも名を連ねた。音楽はレフン作品を数々担当してきたクリフ・マルティネス。なお、マルティネスによれば本作は各話90分ほどの長尺になっているという。
出演者はマイルズ・テラーのほか、『ウィンターズ・ボーン』(2010)『マーサ、あるいはマーシー・メイ』(2011)のジョン・ホークス、『ネオン・デーモン』のジェナ・マローン、『ザ・プレデター』(2018)のアウグスト・アギレラ、『Miss Bala(原題)』のクリスティーナ・ロドロ、「ゲーム・オブ・スローンズ」第五章・第六章のネル・タイガー・フリー、『ラ・ラ・ランド』(2016)『アンダー・ザ・シルバーレイク』(2018)のキャリー・ヘルナンデスほか。
ドラマ「Too Old to Die Young(原題)」は米Prime Videoにて2019年6月14日より配信。日本での配信情報が待たれる。
Source: IW, The Playlist