イライジャ・ウッドが激変、リブート版『悪魔の毒々モンスター』初画像が米公開

カルト的人気を誇る低予算ホラー『悪魔の毒々モンスター』(1984)のリブート映画『The Toxic Avenger(原題)』より、ファーストルックが米公開となった。イライジャ・ウッドが激変だ。
『悪魔の毒々モンスター』は、いじめられっ子の主人公が不良グループに騙され、有毒廃棄物が入ったドラム缶に飛び込んでしまったことをきっかけに、醜い姿をした“毒々モンスター”へと変貌を遂げるホラー・コメディ。リブート版ではピーター・ディンクレイジがウィンストン・グーズ/毒々モンスター役で主演を務める。
米Entertainment Weeklyで公開された場面写真ではディンクレイジ演じるウィンストンが写し出されているが、これはまだ毒される前だろう。怪しい液体を見つめるケヴィン・ベーコンも確認できる。
EW has your first look at #TheToxicAvenger, Macon Blair’s reimagining of the 1984 cult classic. ➡️ https://t.co/LLy1pnt7Mg
📷: Legendary Pictures (4) pic.twitter.com/19ojjsOuOa
— Entertainment Weekly (@EW) September 20, 2023
注目すべきは、落武者のような男。フリッツ・ガービンジャー役を演じているのは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッドだ。人間だった頃のゴラムを彷彿とさせるが、メイコン・ブレア監督によると、ミュージカル・ホラー映画『ロッキー・ホラー・ショー』(1975)でリチャード・オブライエンが演じたリフ・ラフと、ティム・バートン監督『バットマン リターンズ』(1992)でダニー・デヴィートが演じたペンギンの容姿から部分的に影響を受けたという。
「あの見た目は、デザイナーやイライジャ本人も交えて話し合っていた中で出てきました。ピーター・セラーズの演技のように、その人だと気がつかれないようなものを目指しました。『ロード・オブ・ザ・リング』などで知るイライジャを忘れて欲しいと思ったんです。」
上述のキャストのほか、リブート版には『ワンダー 君は太陽』(2017)のジェイコブ・トレンブレイ、『Zola ゾラ』(2020)のテイラー・ページ、ジュリア・デイヴィス、『マ・レイニーのブラックボトム』(2020)ジョナサン・コインらが出演。2023年9月21日(現地時間)、ホラーやカルト、ファンタジー、SFジャンルの作品を取り扱う米映画祭、ファンタスティック・フェストでワールドプレミアを迎える。
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Source: EW