『トイ・ストーリー4』ティーザー予告が米公開 ─ 新キャラクターのフォーキーとは

ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー4』のティーザー予告映像が本国で公開された。映像では、2019年6月21日予定とされていた公開日について「2019年夏」と改められている。
Summer 2019. #ToyStory4 pic.twitter.com/jown2per0u
— Toy Story 4 (@toystory) 2018年11月12日
青空のもと、手を取り合っているのはウッディ、バズ・ライトイヤー、ジェシー、ミスター・ポテトヘッドにミセス・ポテトヘッド、レックスにハム、エイリアン、スリンキー、そして、困った顔の新キャラクター、フォーキー。モールの両手でスリンキーのしっぽとウッディの右手を握っているが、「僕はココにいちゃいけない!」と叫んで逃げ出す。するとバランスが崩れ、オモチャたちはしっちゃかめっちゃかに。フォーキーは「僕はオモチャじゃないのに!」と叫びながら、どこかへ走り去ってしまう。
新キャラクター フォーキーとは
フォーキーは、今作で『トイ・ストーリー』の哲学を問いかけるような存在となりそうだ。「『トイ・ストーリー』の世界は、あらゆるものには存在目的があるという考えの上に成り立っています」と語るのは、監督のジョシュ・クーリー。「オモチャの目的は、子供のためにあること。でも、他のモノで作られたオモチャはどうでしょう?フォーキーは、ボニーが使い捨てスポーク(スプーンとフォークを合わせたもの)から作ったもので、危機状態にあるんです。フォーキーはスポークとしての役割を果たしたいのに、オモチャとしての役割が突き刺さってくるわけです。」
『トイ・ストーリー3』を超える感動
『トイ・ストーリー4』は、シリーズ1作目と2作目でウッディとのロマンスをにおわせたボー・ピープの行方を捜索する冒険ラブストーリーになるとされている。シリーズ最高の感動で幕を降ろした前作 『トイ・ストーリー3』(2010)を超える結末が用意されているといい、ウッディ役のトム・ハンクスは「歴史に残る」と、バズ・ライトイヤー役のティム・アレンも、ラストシーンは感動のあまり「読み進めたくなかった」「感情的になるのを避けたかった」と述べている。
本作をめぐっては、ピクサー創業者でありシリーズ監督のジョン・ラセターや脚本家の降板など紆余曲折を経たが、2019年夏の公開予定としてついにティーザー予告映像が公開されたわけだ。
『トイ・ストーリー4』は2019年夏の全米公開予定。
Source:broadwayWorld