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『トップガン マーヴェリック』若手パイロット役、大プレッシャーを『スター・ウォーズ』に例えて表現

トップガン マーヴェリック
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トム・クルーズ主演のスカイアクション映画『トップガン』から36年の時を経て、ついに公開された続編『トップガン マーヴェリック』。映画史に名を刻むような大作映画の続編に出演するプレッシャーについて、新キャストが心境を語っている。

IndieWireのインタビューに、若手女性パイロットのフェニックス役を演じたモニカ・バルバロが登場。その役作りや準備、前作のレガシーを損なわないよう、期待に応えるのは容易ではなかったと述べている。

「大変でした。すごくキツかったしプレッシャーも大きかったです。『スター・ウォーズ』映画について語られる時と同じで、現場へ行って、第1作に匹敵する映画を作らなければならないというプレッシャーがありました。

もちろん、同じ映画を作ることは出来ませんが、あの楽しさや興奮をそのままに、トム(・クルーズ)が大規模なスタントをこなす時にもたらす、全てのクオリティを持ち込みたいですよね。あらゆる方向から、そういうプレッシャーがありました。」

常に続編は、“前作を超える”という期待とプレッシャーに向き合わなければならず、それが『トップガン』や『スター・ウォーズ』などの大ヒット映画ならば尚更だろう。一方でバルバロはプレッシャーを感じつつも、戦闘機に乗る訓練では運命的な何かを感じたようだ。

「ですが、訓練中に空を飛ぶ瞬間は、“これが私のいるべき場所なんだ。これが私のやるべきことなんだ。自分には分かる”と実感できました。それが明確になったことで、よりシンプルなチャレンジになったんです。“よし、気絶しなければいいんだ。吐き気をもよおさないように、そして、飛行中にシーンを演じることが出来るぐらいまで、平気でいられればいいんだ”と。トムは、そのために完璧なプログラムを用意してくれました。」

バルバロは「吐き気をもよおさないように」と話しているが、これは過酷な環境となる戦闘機に実際に乗り込んで撮影した時のことを振り返ってのこと。実際にバルバロは、若手パイロット役キャストの中で唯一嘔吐しなかった人物であると伝えられている。

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Source:IndieWire

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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