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【20年振りの再結成!】『T2 トレインスポッティング』予告編が公開!【和訳あり】

1996年公開のスコットランドを舞台にしたカルト映画『トレインスポッティング』の続編、『T2 トレインスポッティング(原題)』の予告編が公開されました。

ユアン・マクレガー演じるマーク・レントンがジョニー・リー・ミラー演じるシックボーイがいるバーに顔を出す。

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シックボーイ「よお、何やってたんだ?この20年間も」

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エディンバラの街を走るレントンを見て驚くスパッド
そして再会
スパッド「会いたかったぜ」
レントン「俺も会いたかったよ、スパッド」

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『トレインスポッティング』ではレントンの彼女で女子高生だったダイアンにも再会
ダイアン「まだヘロインやってるの?」

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ロバート・カーライル演じる一番の厄介者ベグビーもキレッキレに叫びながら登場

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再結成と並行して語られるレントンのナレーション。

「人生を選べ。フェイスブック、ツイッター、インスタグラムを選べ、誰かが気にかけてくれることを期待しながら。古い額縁を眺めるのを選べ、違うやり方の方がよかったと思いながら。歴史が繰り返されるのを見続けることを選べ。未来を選べ。リアリティ番組、セックスの恥、リベンジポルノを選べ。非正規労働、2時間かけて仕事に行くことを選べ。子供に同じことをさせること、もしくは知らないヤツの台所で作った正体不明のドラッグで痛みをやわらげることを選べ。そして、深呼吸をしろ。」

「お前は依存症患者なんだ、何かに依存をしろ、何か他のものに依存しろ。愛してる人を選べ。未来を選べ。人生を選べ。」

主要5人のキャラクター、レントン、スパッド、シックボーイ、ベグビー、ダイアンが再結成しています。レントンは20年間地元のエディンバラに帰っていなかった様です。(『トレインスポッティング』のラストを考えれば当たり前)また、少なくともレントンはヘロインから脱出している様子。どんな話に分かりませんが、シックボーイが地下でマリファナを育てている様子が見受けられ、みんなまたドラッグ、今度はコカインに手を出しているので、そこから何かトラブルが起こりそうな予感。
ナレーションの内容は前回に沿いながらも、現代版にアップデートされて、時代、社会の変わりが見られます。音楽も前作で印象的に使われていたUnderworldのBorn Slippyが再登場していて、観る者を一気にトレスポの世界に連れて行ってくれます。建築物の進化が18世紀で止まっているような街、エディンバラなので当たり前ですが、あの街の景観もそのままで、冒頭のレントンの疾走シーンもまた出てきます。

正直な話、筆者はトレスポの続編が作られると聞いて最初は「やめてくれよ…」と思っていました。なぜなら、『トレインスポッティング』は一本で完結している、すべてが完璧な映画だと思っているからです。
しかし、この予告編を見たあとは、この続編が待ちきれないほど興奮していて、感無量です。

しかしまあ、20年前とはわけが違う格になってしまった俳優たちがまたこの作品のために集まるのもすごいことです。ジェダイマスターになり、ハリウッドで一番成功しているユアン・マクレガー。個性派で地を行きながら、近年はディズニー制作のドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』でメインキャストを務めるロバート・カーライル。アメリカのシャーロックホームズのドラマ『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』でシャーロックホームズを演じるジョニー・リー・ミラー。スパッド役のユエン・ブレナーの出演作はあまり筆者のアンテナにはヒットしないけど、忙しいはず。監督もダニー・ボイルが返ってきています。ただのノスタルジックな同窓会映画では終わらないでしょう。
日本での公開は未定ですが、ソニーが配給なので、日本の公開もすぐに決まるでしょう。続報を待ちましょう。

Writer

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Nao C.V.Nao Goto

パンクロックと映画が好きです。ストレートエッジになりたいのに、ストーナーフィルムに憧れています。ヴィーガンです。スタンドアップコメディアンもやってます。

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