『トランスフォーマー』映画、今後はユニクロンがラスボス的存在に? ─ 『ビースト覚醒』監督が示唆

今後の『トランスフォーマー』実写映画では、ユニクロンが“ラスボス”級のヴィランとして登場することになりそうだ。『トランスフォーマー/ビースト覚醒』で監督を務めたスティーブン・ケイプル・Jr.が米Den of Geekで語っている。
「今回はユニクロンが登場します。僕はどうしても実写映画でユニクロンが観たかった。正直言って、今後の2〜3作にかけて、ユニクロンには主要ヴィランとして出てほしいと思っています。」
ユニクロンは惑星を丸呑みする巨大なトランスフォーマー。『ビースト覚醒』ではその規格外の危機が地球に襲来しようとする様子が描かれており、本作で実写作品に初めて本格登場するものと見られる。2017年に公開された『トランスフォーマー/最後の騎士王』でもその存在が示唆されており、どのような繋がりが描かれるのかが注目されている。
なおケイプル・Jr.監督はTHE RIVERのインタビューで、「実は、本作ではとある事を仕掛けています」「ファンが見れば『もしかして、アレをやるのか?』と気付かれると思いますが、僕の答えはイエス」と、今後に繋がる何かしらの伏線が忍ばされていることを予告。続編はまだ正式には決定していないが、監督は意欲的だ。「僕のアプローチをファンに気に入ってもらえたら、ありがたく続投させていただきたい」とも話している。
『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は、人気の「ビーストウォーズ」ビースト戦士が初実写参戦するだけでなく、今後の新たな展開に繋がっていく重要作となりそうだ。監督は、「これまでは地球での時間が多かったから、今後はその外がどうなっているのかを見るのも面白いと思う。別のトランスフォーマー、別の惑星も存在するわけなので、適切なチームで取り組んでいきたい」とも語った。
『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は2023年8月4日公開。
Source:Den of Geek