ジャレッド・レト主演『トロン3』、『X-MEN』シリーズのエヴァン・ピーターズが参戦決定

ディズニーのSFアクション・アドベンチャー映画『トロン』シリーズの最新作となる第3弾『トロン:アレス(原題)』に、『X-MEN』シリーズのクイックシルバー/ピーター・マキシモフ役で知られるエヴァン・ピーターズが出演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
『トロン:アレス(原題)』はシリーズ第2作『トロン:レガシー』(2010)の続編となり、トロン・プログラムに入り込むアレス役でジャレッド・レトが主演。ピーターズが演じる役どころは明かされていないが、仮想世界の兵士と人間界のゲーマーという2つの重要なキャラクターが登場するとのことで、そのどちらかを演じるのではないかと思われる。時代設定やプロットなどの詳細は不明。
『デッドプール2』(2018)でもクイックシルバー役を演じたピーターズは、『キック・アス』(2010)『ラザロ・エフェクト』(2015)、『アメリカン・アニマルズ』(2018)などに出演。人気ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」(2011‐)では9シーズンにわたってレギュラー出演し、Netflix製作「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」(2022)では実在の連続殺人鬼を演じ、ゴールデングローブ賞リミテッドシリーズ部門主演男優賞に輝いた。
監督を務めるのは、『コン・ティキ』(2012)で世界的に注目され、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)、『マレフィセント2』(2019)などでメガホンを取ったノルウェー出身のヨアヒム・ローニング。脚本を手掛けるのは、『グロムバーグ家の人々』(2003)、『エラゴン 遺志を継ぐ者』(2006)のジェシー・ウィグトウ。『トロン:レガシー』のショーン・ベイリー、『バスケットボール・ダイアリーズ』(1995)のサム・ディッカーマが製作総指揮を務め、『トロン:レガシー』のジャスティン・スプリンガー、ジャレッド・レト、実写版『リトル・マーメイド』(2023)のラッセル・アレンらがプロデューサーとして参加する。
1982年に公開されたオリジナル映画『トロン』は、初めてコンピュータ・グラフィックスを大々的に導入したSFアドベンチャーで、電子世界に送り込まれたコンピューター・プログラマーの主人公ケヴィン・フリンの冒険が描かれた。続編『トロン:レガシー』では、失踪した父ケヴィンのコンピューター・システムに入り込んだ息子サムが、人類の存亡を脅かす敵と死闘を繰り広げた。
この3作目は全米脚本家組合のストライキがなければ、2023年8月にバンクーバーで撮影開始の予定とされていた。米Varietyは、ストライキに関係なく撮影を開始すると伝えている。
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Source:Deadline