『ザ・スーサイド・スクワッド』キャプテン・ブーメラン役、フラッシュとの対決を熱望 ─「チャンスはたくさん」

「ブーメランは必ず元の場所に戻ってきます」。
これは、2016年の『スーサイド・スクワッド』に続き、DCコミックスの新作映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』で出演復帰を果たしたジェイ・コートニーが、自身が演じるキャプテン・ブーメランの単独作品の可能性を訊かれて放った言葉だ。コートニーは同役の再演にかなり前向きでいるようだが、実際のところはというと……?
このたび米トーク番組に出演したコートニーは、司会のジミー・ファロンから「ネット上ではキャプテン・ブーメランのスピンオフを望む声で溢れてますね」と投げかけられるや、すかさず「やりましょうよ」と返した。「やりましょう。皆さんが望むものを。ほんとに」と続けるコートニー。並々ならぬやる気が感じられる。「やりたいですか?」と改めて意志を訊かれたコートニーは、「これ前から言っているんですけど」と切り出した上で、冒頭の言葉を続けたのだ。
「ブーメランは必ず元の場所に戻ってきます。今では、彼(キャプテン・ブーメラン)には多くのチャンスがあると思うんです。そうしたもの全部、できると思うんですよ。ドラマシリーズやスピンオフが。あとは、『ザ・フラッシュ』にひょっこり出るとか。ワーナー・ブラザースなら、これから何があるのか知っているでしょうね。」
コートニーが触れているように、キャプテン・ブーメランは、原作コミックではフラッシュの敵として登場する。実写作品ではスーサイド・スクワッドの一員として有名だが、フラッシュ打倒のために結成されたヴィランチーム、“ローグス”にも属しているヴィランなのである。2016年の『スーサイド・スクワッド』でも、キャプテン・ブーメランは強盗の最中にフラッシュに捕まって投獄されている。
フラッシュといえば、『ジャスティス・リーグ』(2017)などでエズラ・ミラーが演じたフラッシュ/バリー・アレンによる単独映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』が2022年に公開を控えている。コートニーは、キャプテン・ブーメラン再演を可能性の同作に見出しているようで、以前にも出演を希望していた。もっとも、現時点では『ザ・フラッシュ』にキャプテン・ブーメランが再登場するという情報は発表されておらず、コートニー自身も今後の予定は「分からない」と断言しているため、可能性は未知数だ。ワーナーが『ザ・スーサイド・スクワッド』で再び投げたブーメランが戻ってくるのはいつになるだろうか。
映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は全国公開中。
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Source: The Tonight Show Starring Jimmy Fallon,Comicbook