『ザ・スーサイド・スクワッド』は「ジェームズ・ガンの才能の象徴」 ─ キャプテン・ブーメラン役ジェイ・コートニー

DC映画『スーサイド・スクワッド』(2016)でキャプテン・ブーメラン役を演じたジェイ・コートニーが、ジェームズ・ガン監督による『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』の見どころを語った。
コートニー演じるキャプテン・ブーメランは、スーサイド・スクワッドのメンバーとしては、ハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)とリック・フラッグ(ジョエル・キナマン)につづく数少ない“復帰組”。米Varietyでは、本作の仕上がりについて「クレイジー、とんでもない」と形容。初タッグとなったガン監督については、言葉を尽くしてその才能を称えている。
「ある意味、ジェームズ・ガンは邪悪な天才ですよ。この映画は、まさしく彼の才能の象徴。本気で限界に挑んでいるし、要するに“やりたいことはなんでもやれよ”という許可をもらって、その通りにした感じ。めちゃくちゃ暴力的で、ほんとにバカバカしくて、笑えて、(物語には)すばらしい芯もあるし、温かみもあるしね。」
事実、ガン監督はワーナー・ブラザース/DCコミックスから創作面の自由を保証されており、コートニーの言う通り、“やりたいことはなんでもやれる”状態だったことがわかっている。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでは実現できなかったこと、あるいはインディペンデント映画時代には予算の問題から叶わなかったようなことも、『ザ・スーサイド・スクワッド』なら思う存分やり切れたに違いない。

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いよいよ『ザ・スーサイド・スクワッド』は2021年8月6日に米国公開を迎え、その後、日本でも8月13日に劇場公開となる。お披露目を直前に控え、コートニーは「自宅のソファを離れて」劇場に足を運んでほしいと語りかけた。「スペクタクルとして、劇場で観られるために作られた映画。『ザ・スーサイド・スクワッド』のような映画以上に、そういう体験が合う作品もないと思います」。
映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は、2021年8月13日(金)全国公開。
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Source: Variety