アリシア・ヴィキャンデル×デイン・デハーン!『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』に絵画・ミステリーファン注目

『トゥームレイダー ファースト・ミッション』主演のアリシア・ヴィキャンデルに、『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)や『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(2018)のデイン・デハーンをはじめとする豪華キャストで贈る愛の物語『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』が2018年10月6日(土)に公開されることがわかった。
本作は、予告編の濡れ場シーンが過激すぎるとして、本国では自主規制により一部テレビ局で放送が取り止められていたことも話題を呼んでいた。

絵画ファンとミステリーファンを熱狂させた世界的ベストセラー本を、イギリスが誇る最高のスタッフ・キャストで映像化。
舞台は、スペインから独立し「黄金時代」と呼ばれた17世紀オランダ。人々は、投資や収集に熱をあげており、なかでも“絵画”と“チューリップ”が2大ブームだったという。希少な品種の球根1個が邸宅1軒分に相当し、世界最古の経済バブルとして知られる「チューリップバブル」がピークを迎えていた。
親子のように年の離れた、裕福なコルネリスと結婚したソフィア。二人の間に燃えるような愛はなかったが、孤児となり修道院で育った彼女にとって、それは初めて味わう豊かで安定した暮らしだった。夫は優しく特に不満もなかったが、彼が切望する跡継ぎができないことが、唯一の悩みだった。そんななか、夫が夫婦の肖像画を、無名の画家のヤンに依頼する。
キャンバス越しに見つめ合うヤンとソフィアが、恋におちるのに時間はかからなかった。若く情熱的な画家と、許されない愛を貫きたいと願ったソフィアは、ある計画を思いつく。しかし、ヤンが二人の未来のために、希少なチューリップの球根に全財産を投資したことから、思わぬ運命が立ちはだかる──。
「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい」という原作者の思いから生まれたベストセラー小説を『ブーリン家の姉妹』のチャドウィック監督と『恋におちたシェイクスピア』(1998)でアカデミー賞を受賞したトム・ストッパードの脚本により映画化。ソフィアを演じたアリシア・ヴィキャンデルは「真珠の耳飾りの少女」をオマージュした衣装や、フェルメール・ブルーのドレスをまとい、清楚だが身の内に熱い想いを秘めた女性を体現している。若く美しい画家のヤンには、『アメイジング・スパイダーマン2』のデイン・デハーン。デインと『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』で共演したカーラ・デルヴィーニュも登場を果たす。
そのほか夫のコルネリス役にクリストフ・ヴァルツ、チューリップを栽培する修道院の院長役にはジュディ・デンチなどのオスカー俳優たちが名優の称号にふさわしい演技で観る者を物語へと引き込む。
映画『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』は、2018年10月6日(土)新宿バルト9他、全国ロードショー。
配給:ファントム・フィルム 提供:ファントム・フィルム、ハピネット