マーゴット・ロビー、『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』監督の新作コメディでプロデュース ─ Zoomでピッチ行われる

『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』(2019)監督のタイラー・ニルソンとマイケル・シュワルツが手がける新作コメディ・ドラマシリーズを、『スキャンダル』(2019)などのマーゴット・ロビーがプロデュースすることがわかった。あわせて、メインキャラクターには『ビューティフル・ボーイ』(2018)のケイトリン・ディーヴァー、『ラブ・アゲイン』(2011)ジョーイ・キングの出演も明らかになっている。ピッチの際にWeb会議サービスZoomを通して行われたことでも話題となっている企画だ。米The Hollywood Reporterが報じている。
本シリーズ『The Wildest Animals in Griffith Park(原題)』は、『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』の企画を練っていたニルソンとシュワルツが当時隠れて住んでいたロサンゼルスにある公園での経験に着想を得たコメディドラマ。企画自体は、監督たちと、マーゴットが設立した製作会社LuckyChap Entertainmentのトム・アッカーリーとジョジー・マクナマラが、1〜2年前より計画していたという。1話あたり30分となる物語は、“内に潜む野生”と人生での目的を見つけるために公園に引っ越してきたダイアン(ディーヴァー)とジャッキー(キング)を中心に展開していく。2人の公園生活では、アンディとブレアというカップルとの交流も描かれ、アメリカンライオンや、ニルソンとシュワルツが公園生活で実際に出会ったアライグマなど、動物も登場するとのことだ。
報道によると、アンディ役にベン・スティラーやブラッド・ピット、オーウェン・ウィルソンが、ブレア役にブレイク・ライブリーやリース・ウィザースプーンが、演じる可能性のある俳優として検討されているとのこと。アメリカンライオンの声には、オプラ・ウィンフリーやベニチオ・デル・トロの名が挙がっているそうだ。なお、パイロット版の脚本はすでに完成しているという。
今回の発表に先がけて、ニルソンとシュワルツは、Zoomを通して、NetflixやAmazon Studiosなどを含む各スタジオのバイヤーに企画のピッチ(プレゼン)を行った。2人は、プロデューサーのマーゴットやディーヴァーら出演者を交え、企画のビジョンやテーマ、検討している役者などを9分間に渡って伝えたという。プレゼンに参加したプロデューサーの1人は、「企画を売り込む方法としては信じられないです。この企画は100%売れるでしょう。ピッチを聞く方法としてただただ楽しかったです」と述べ、オンラインで行われたニルソンとシュワルツによるピッチを絶賛している。
Source: THR