「ウォーキング・デッド」ミショーン、リック・グライムズ主人公の映画版で復帰か ─ 「どう去ったかに注目して」

ドラマ「ウォーキング・デッド」(2010-)から派生する、アンドリュー・リンカーン演じるリック・グライムズが主人公の映画版『ウォーキング・デッド(仮題)』に、シーズン10で物語を去ったダナイ・グリラ演じるミショーンが再登場する可能性が高まってきた。チーフ・コンテンツ・オフィサーのスコット・M・ギンプルが米ComicBook.comにて語った。
映画版『ウォーキング・デッド』は、シーズン9をもって同じく出番を終えたリックの“その後”を描く3部作で、第1作はシーズン9の数年後が舞台となる予定。「今も映画の作業は続いています」と話したギンプルは、「もうミショーンの出番は終わりなのでしょうか?」との質問に「そうは思いません」と応答。「どなたかにもお話ししたことなんですが、ミショーンがどのようにいなくなったかというところに注目してください」。
ギンプル氏は2020年10月にも、ミショーンの「ウォーキング・デッド」復帰を認めていたが、今回のコメントは映画での再登場をほのめかすもの。ミショーンはシーズン10で、生死不明のリックが生き延びている可能性を知ったあと、集団からはぐれたというエイダン(演:ブリーダ・ウール)、ベイリー(演:アンドリュー・バチェラー)と遭遇し、そのまま姿を消している。これについて、ギンプル氏は「何かが起きています」と述べて、ベイリーの再登場も示唆している。ベイリー役のバチェラーはSNSで人気のクリエイターだが、「彼が演じたことにも意味があった」というのである。
映画版『ウォーキング・デッド』は2018年11月に第一報が伝えられ、コロナ禍の影響を受けながらも水面下で脚本作業が進められてきた。米Insiderにて、ギンプル氏は「アンドリュー・リンカーンやロバート・カークマン(原作者)、デヴィッド・アルパート(製作総指揮)、AMCやユニバーサルと一緒に力を尽くしています。テレビよりも時間がかかります」と述べつつ、「素晴らしい作品にします」と豪語した。「長らくのしかかっているプレッシャーが、最高の作品にしなければと思わせてくれるんです」。
Sources: ComicBook.com, Insider