「ウォーキング・デッド」ノーマン・リーダス&メリッサ・マクブライド、撮影初日を振り返る ─ 「めちゃ緊張した」「長く登場するとは思わなかった」

シーズン11をもってついにフィナーレを迎えた、「ウォーキング・デッド」(2010-2022)。米Entertainment Weeklyでは、キャストたちが自身の撮影初日の思い出を明かしている。その中から、全11シーズンに出演したダリル役ノーマン・リーダス&キャロル役のメリッサ・マクブライドのエピソードをご紹介しよう。
ダリル役のリーダスが初登場したのは、シーズン1第3話『命を懸ける価値』。最初はセリフの意味すら理解できず、かなり緊張していたようだ。
「初日はめちゃくちゃ緊張したのを覚えています。最初のシーンは、自分が森から出てくるところでした。全部のセリフの意味がわからず、難しいだろうなと思っていましたが、とりあえず頑張りました。2番目のシーンでは、12匹ほどのリスを紐でつないだものを渡されました。直前に渡されたので、どうやって投げるか考えなければいけませんでした。」
また、すでにキャストの大半とは友人だったものの、撮影現場では不安を感じていたという。
「自分はこの役で何をしたいのか、まだハッキリわかっていませんでした。 振り返ってキャスト全員を見たらすごく不安になり、それからずっと不満をもったまま(that chip on my shoulder)過ごしていました。でも、みんなが自分を受け入れてくれるようになって、自分も同じようにしました。そうなって嬉しかったですね。」
同じくキャロル役のマクブライドも、リーダスと同様、シーズン1の第3話で初登場を果たした。マクブライドは当初、自身のキャラクターはすぐ死ぬだろうと予想していたようだ。
「当時分かっていたのは、この作品が6話構成のパイロット版で、長期シリーズになることが期待されている、ということだけ。自分のキャラクターがどんな運命をたどるのか分からないキャストもいました。
おそらく私がキャロルについて知っていたのは、“虐待された妻であり、母親であり……3エピソードぐらいは必要とされるだろう”ということぐらいでした。原作コミックでキャロルがウォーカーに首を食いちぎられる場面を見ていたので、そんなに長く登場するとは思っていなかったんです。いつになるか分からないところが興味をそそりましたね。」
初日は自分のキャラクターをよく理解していなかったという点は、リーダスもマクブライドも共通のようだ。撮影時の裏話を知った上で初登場回を見てみると、また違った面白さを味わえるかもしれない。
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Source: Entertainment Weekly