「ウォーキング・デッド」ノーマン・リーダス、リック役アンドリュー・リンカーンに最終シーズンの復帰を頼んでいた

2021年、人気ドラマ「ウォーキング・デッド」がシーズン11をもって完結する。いまや数少ないシーズン1からの出演者、ダリル・ディクソン役のノーマン・リーダスは、シリーズの顔であったリック・グライムズ役のアンドリュー・リンカーンのカムバックを望んでいるようだ。
英Radio Timesにて、ノーマンは「このあいだ、電話で(アンドリューに)頼んだんですよ。最終シーズンは帰ってくるよね?って」と述べ、現在も親交が続いていることを明かしている。「“うーん…”って言われましたけどね。彼は何も言わないし、約束しない。でも、僕のことをまんまと騙そうとするのがアンドリュー・リンカーンですから」。
アンドリュー演じるリック・グライムズは、2018年に放送されたシーズン9の前半をもってシリーズを卒業した。最終シーズンでの復帰が叶うかどうか、結局のところ、ノーマンは「わからない」と語っている。「本当に何も知らないんですよ、知ってたらいいんですけど。僕はおしゃべりだから、(復帰するにせよ)教えてはもらえないでしょうけどね!」。
2019年11月、「ウォーキング・デッド」のショーランナー(制作統括)を務めるアンジェラ・カンは、アンドリューの再登場について「もしも出てくれるなら出てほしい」と語っていた。ちなみにアンドリューはエピソード監督としての復帰も報じられたが、これはアンジェラいわく、アンドリューの「俳優業に集中したい」との理由から実現しなかったという。
テレビシリーズへの再登場はともかく、アンドリューはリック・グライムズが主人公となる映画版『ウォーキング・デッド(原題:The Walking Dead)』が待機中。同作はコロナ禍のさなかも脚本作業が進められており、アンドリューも企画に深く関与。シリーズのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるスコット・M・ギンプルは「彼は復帰したくてたまらない」のだと語っていた。これが本当だとしたら、記念すべき最終シーズンへのゲスト出演もまだ考えられる……?
Sources: Radio Times, Deadline