「ウォーキング・デッド」ノーマン・リーダス、あの極悪キャラともっと絡みたかった

「ウォーキング・デッド」全11シーズンを通して最も愛されたキャラクターといえば、ノーマン・リーダス演じるダリル・ディクソンだろう。一見ぶっきらぼうだが心優しい性格でファンの心をわし掴みにし、主人公リック(アンドリュー・リンカーン)の退場後はダリルが中心となりシリーズを引っ張ってきた。
そんなダリルが歩んできた物語の中で、もし過去に戻ってやり直せるなら……?米Comicbook.comの興味深い質問に対し、リーダスが意外な回答をしている。
「(またやり直せるなら)多分、アルファのストーリーですかね。もう少しアルファと絡みたかったです。サマンサ(・モートン)と一緒に仕事をするのは楽しかった。彼女は悪い奴なんだけど、あのアクセル・ローズみたいな雰囲気が好きで、一緒に仕事できて本当に楽しかったんです。サマンサの仕事ぶりを見ていると、色々と勉強になりますよ。」

サマンサ・モートン演じるアルファは、ウォーカーの皮をかぶって行動する集団「囁く者」のリーダー。シーズン9&10で主要キャラたちの命を奪った極悪キャラだが、意外にもファン人気は高く、アンソロジー・シリーズ「Tales of the Walking Dead(原題)」ではアルファの知られざる過去が描かれている。

作中でアルファはキャロルと最も対立関係にあったため、ダリルとの絡みが少ないのは納得の流れだろう。リーダス自身もダリルとアルファの絡みをもっと見たいというより、「モートンともっと一緒に仕事をしたかった」というのが、アルファのストーリーを挙げた最たる理由のようだ。
そんなダリルの物語は、「ウォーキング・デッド」終了後もまだまだ続く予定だ。2023年公開のスピンオフ「ダリル・ディクソン(原題)」では、フランスにたどり着いたダリルが賢い変異体ゾンビに対処していく様が描かれる。現時点でスピンオフは本家と「違う雰囲気になる」ことが明かされており、本編画像ではお馴染みのバイクではなく馬車の横に立つダリルの姿が捉えられている。ダリルが仲間の元を離れ、異国の地でどんな活躍を見せるのか楽しみだ。
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