「ウォーキング・デッド」シーズン10最終話、米放送が見送りに ─ 日本の配信にも影響、Huluが発表

人気ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン10の最終話(第16話)の米国放送が、新型コロナウイルスの影響により見送られることがわかった。製作・放送の米AMCが発表している。
シーズン10は、2020年4月12日放送の第16話をもって幕を閉じる予定だった。撮影は済んでいたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、制作に滞りが生じているという。AMCはTwitterにて以下のように声明を出している。
(1/2) Current events have unfortunately made it impossible to complete post-production of The Walking Dead Season 10 finale, so the current season will end with its 15th episode on April 5. The planned finale will appear as a special episode later in the year. pic.twitter.com/TqeSHgRdKR
— AMC Networks (@AMC_TV) 2020年3月24日
「残念ながら、現在の出来事により『ウォーキング・デッド』シーズン10の最終話のポスト・プロダクション(撮影後作業)を完成させることが出来ません。その為、本シーズンは、4月5日の第15話をもって終了します。」
最終話の新たな放送日は不明だが、同社は「予定されていた最終話は、今年の後半に特別編として登場します」と明かした。
また、日本でのシーズン10リアルタイム配信を行うHulu Japanも声明を発表。新たなリアルタイム配信、見逃し配信の日時の詳細は、追って発表される模様だ。
【お知らせ】
諸般の事情による映像制作の遅延から「ウォーキング・デッド シーズン10」の最終話(第16話)の放送延期が発表されました。新たなリアルタイム配信、見逃し配信の日時等の詳細は追ってお伝えいたします。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 https://t.co/L4mcKPNmhm— Hulu Japan 海外ドラマ (@HuluJapan_drama) 2020年3月25日
※4月6日(月)夜10時からの第15話までは通常通り配信予定です。
— Hulu Japan 海外ドラマ (@HuluJapan_drama) 2020年3月25日
この度の発表のほか、本シリーズのファンにとっては悲報が相次いでいる。米Deadlineによると、2019年10月に製作が正式発表されたシーズン11のプリプロダクション(撮影準備)が一時停止に。さらに、シーズン10最終話と同日の4月12日に放送開始とされていた「ウォーキング・デッド」ユニバース3作目のシリーズ「ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド(原題:The Walking Dead: World Beyond)」の放送も延期されている。
▼ 各所で影響止まらず
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Source:Deadline