『ツイスター』リブート企画が進行中、『トップガン マーヴェリック』監督が交渉入り

『スピード』シリーズのヤン・デ・ボン監督、巨匠スティーブン・スピルバーグ製作総指揮の災害スリラー映画『ツイスター』(1996)のリブート企画が、米ユニバーサル・ピクチャーズにて進行中であることがわかった。『トップガン マーヴェリック』(2020年12月公開)で監督を務めるジョセフ・コシンスキーが契約交渉中にあるという。米Varietyが報じている。
オリジナル版『ツイスター』は、ビル・パクストンとヘレン・ハント演じる離婚寸前のストーム・チェイサー(竜巻を追い観測する研究者)夫婦が、新たな竜巻予報システムを開発して巨大竜巻“ツイスター”に立ち向かう災害スリラー。同作は世界累計興収4億9,400万ドルの大ヒットを記録するだけでなく、リアルな竜巻の描写など、革新的な特殊効果が絶賛されてアカデミー賞視覚効果賞にもノミネートされている。脚本は『ジュラシック・パーク』シリーズ原作者のマイケル・クライトンが執筆した。
リブート版のプロデューサーには、『インディ・ジョーンズ』『ジュラシック・パーク』シリーズなどのフランク・マーシャルが就任している。現在、ユニバーサルは脚本家たちとの面会を進めているという。
これまで『トロン:レガシー』(2010)や『オブリビオン』(2013)など、大作を手がけてきたコシンスキー監督。次回作にはトム・クルーズ主演『トップガン マーヴェリック』を控えており、約34年ぶりの続編となる同作は世界中からの注目を集めている。2017年には未曾有の山火事に立ち向かう男たちを描いた『オンリー・ザ・ブレイブ』を手がけた。監督就任となれば、オリジナル版以上のスケールで新たな『ツイスター』を現代に届けてくれるだろう。
Source: Variety