マイク・タイソン伝記、ジェイミー・フォックス主演でドラマ化決定 ─ 監督アントワーン・フークア、製作マーティン・スコセッシ

元プロボクサーで、世界ヘビー級王座として知られるマイク・タイソンの伝記作品が製作に向けて動き出した。米Deadlineが伝えた。
注目のマイク・タイソン役を演じるのはジェイミー・フォックスで、監督・製作にはアントワーン・フークア、製作にマーティン・スコセッシが参加している。
フォックスといえば、2004年の映画『Ray/レイ』で実在のミュージシャンであるレイ・チャールズを熱演し、アカデミー主演男優賞に輝いた。監督・製作のフークアは映画『サウスポー』(2015)でボクサーのドラマを描いており、スコセッシも1980年の名作『レイジング・ブル』でプロボクサーの自伝を元にした物語を手掛けている。
マイク・タイソンの自伝企画は長らく伝えられており、もとは映画として構想されていたが、この度はTVシリーズとして落ち着いたようだ。フォックスが主演すると報じられたのは2014年。その頃からフォックスは「スコセッシが監督をする」と話していた。
製作にはタイソン自身、および妻のキキ・タイソンも参画。「私自身のストーリーを語りたいとずっと思っていた」とマイク・タイソンは寄せている。「マーティン、アントワーン、ジェイミー、そして全てのクリエイティブ・チームとご一緒して、私のプロとしての、そして個人としての旅についてはもちろん、インスピレーションと娯楽を皆さんにお届け出来るのが楽しみです」。
Source:Deadline