トム・ホランド主演『アンチャーテッド』師匠&相棒サリー役にマーク・ウォールバーグが出演交渉中 ─ 人気ゲーム映画化、主人公の前日譚描く

ソニー・ピクチャーズ製作、『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランド主演で人気アドベンチャーゲームを実写映画化する『アンチャーテッド(原題:Uncharted)』に、『トランスフォーマー』『テッド』シリーズのマーク・ウォールバーグが出演する見込みであることがわかった。
映画版『アンチャーテッド』は、ゲームの主人公ネイサン・ドレイクの若かりし頃の冒険を描く“前日譚”となる。米Varietyによれば、マークが演じるのは、ネイサンの師匠であり友人、相棒のビクター・“サリー”・サリバン役。ゲームではネイサンの幼少期からパートナーという設定だけに、劇中ではトム演じる主人公との関係性がきちんと描かれることになりそうだ。報道によると、マークは出演交渉の最終段階にあるという。
実は、これまで紆余曲折を経てきた『アンチャーテッド』映画化企画にマークの名前が挙がるのは今回が初めてではない。マークが主演した『ザ・ファイター』(2010)を手がけたデヴィッド・O・ラッセル監督が本作を手がける予定だった頃、主人公のネイサン役を演じる予定だったのである。ところが、その後、映画版はネイサンの若き日を描くというコンセプトに変更された。マークはネイサン役を離脱したが、なんらかの役割で企画に戻りたがっていたという。
監督を務めるのは『バンブルビー』(2018)で実写映画デビューを果たしたトラヴィス・ナイト。脚本は『トランスフォーマー:最後の騎士王』(2017)『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019)のアート・マーカム&マット・ホロウェイ、「エージェント・オブ・シールド」(2013-)レイフ・ジャドキンスが執筆した。
プロデューサーは『スパイダーマン』シリーズのアヴィ・アラッド、『ジャスティス・リーグ』(2017)などのDC映画を手がけるチャールズ・ローヴェン、『グレートウォール』(2016)アレックス・ガートナーらが担当しており、プレイステーションの映像作品部門「PlayStation Productions」が初めて長編映画の製作に携わっている。
映画『アンチャーテッド(原題:Uncharted)』は2020年前半の撮影開始予定。
Source: Variety