「アップリンク京都」2020年春、京都・烏丸御池に誕生 ─ 4スクリーン&計215席のミニシアター・コンプレックス、渋谷・吉祥寺に続いて関西進出

首都圏の映画ファンに愛されるミニシアター「アップリンク」が、2020年春に京都へ進出する。有限会社アップリンクが、2020年春、京都市中京区の「新風館再開発計画」(事業主:NTT 都市開発株式会社)に、4スクリーン、計215席の映画館「アップリンク京都」を開業することを発表した。
アップリンクが運営する映画館としては、2005年にオープンした「アップリンク渋谷」、2018年末に吉祥寺パルコ地下2階にオープンした「アップリンク吉祥寺」に次いで、この「アップリンク京都」が3館目。京都市内の中心部、地下鉄「烏丸御池駅」直結で、アジア初進出となる「エースホテル京都」の出店も決まっている「新風館再開発計画」での開館となる。
ミニシアター・コンプレックスとなる「アップリンク京都」は、地下1階に、それぞれ73席、60席、44席、38席のコンパクトな4つのスクリーン(計215席)を用意。それぞれコンセプトの異なる内装と、「アップリンク吉祥寺」で高い評価を得た独自の音響システムが導入されるという。
京都市内には規模の大きいシネマ・コンプレックスが複数存在するのみならず、市街地のミニシアターとして存在感を放ってきた「京都シネマ」、2017年12月からカフェや書店を併設して映画・カルチャーファンの心をつかんでいる「出町座」、そして長い歴史を経て2019年夏に移転&リニューアルオープンした「京都みなみ会館」などが大きな支持を得ている。アップリンクの進出により、さらに豊かで多様な映画文化、作品の鑑賞環境が京都にもたらされることを祈ってやまない。
「アップリンク京都」施設概要
所在地 | 京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 外 地下1階 |
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事業者 | 有限会社アップリンク |
スクリーン数(予定) | 4スクリーン |
座席数(予定) | 計215席 スクリーン1:73席/スクリーン2:60席 スクリーン3:44席/スクリーン4:38席 |
オープン(予定) | 2020年春 |
設計 | アビエルタ建築・都市 北嶋祥浩 |