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『ヴェノム』カーネイジ役ウディ・ハレルソンが「大変だった」こととは?動画インタビュー

ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ
©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

スパイダーマン最凶の宿敵を描く『ヴェノム』の続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が、ついに日本公開を迎えた。

THE RIVERでは、ヴェノムたちよりも「最悪」なヴィランとして君臨するカーネイジ/クレタス・キャサディ役を演じたウディ・ハレルソンに単独インタビュー。マーベル作品に対する思いや、意外な舞台裏エピソードを語っていただいた。

このインタビューの様子は、THE RIVER公式YouTubeチャンネルより動画でもお届け。楽しそうに話すウディの姿も必見だ。

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』ウディ・ハレルソン 単独インタビュー

──クレタス・キャサディとシュリークの関係性には『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(1994)を思い出させられました。セルフオマージュは意識されたのでしょうか?

いや、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』については考えませんでした。両方ともシリアル・キラーですが、キャラクターについては区別しています。でも、昨晩観た時、確かに「似ているな」と自分でも思いました。(『ナチュラル・ボーン・キラーズ』で演じた)ミッキーにはマロリーがいましたが、クレタスにはシュリーク。彼女への愛がストーリーを進めるところが似ています。

──もともとマーベル映画はお好きでしたか?いつか出演してみたいと思っていましたか?

マーベル・ユニバースは好きですよ。娘のマカニが熱狂的なファンで。彼女に教えてもらったから(笑)、いろいろ理解できました。マーベル・ユニバースに参加できるのは凄いことだってのは、僕にも分かっていましたよ。だから出演できてラッキーだと思いますし、アンディ監督の仕上げも気に入っています。

──カーネイジはヴェノムのシンビオートから誕生しますが、ヴェノムとどんな違いがありますか?

カーネイジはヴェノムの子だから、ヴェノムのようなスーパーパワーがある。でも、彼の方が強力で、ヴェノムにとっては完璧なライバルなんです。

ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ
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──クレタスは恐ろしい連続殺人鬼ですが、あなたが演じたからこそ、地に足ついたチャーミングな魅力がありました。演じる上で気をつけたことはありますか?

1作目で演じた時は、あまり気に入らなかったんですよ。1作目の、エンディング後に登場したやつです。だから今回はもっと面白いことをやりたかった。僕は、心を惹くようなヴィランに興味があって、そういうヴィランこそ「最悪」になる。それで、クレタスには少し少年のようなところを取り入れました。

──昨晩、本作を鑑賞されたということですが、新たに気づいたことはありますか?

びっくりしたところがあって。カーネイジの生い立ちを二次元アニメで表現する演出はどうなるのか知りませんでしたから。驚いたし、嬉しかったですね。素晴らしかった。

──クレタスとカーネイジ、両方演じるのは難しかったですか?

声を当てるのが難しかったですね。どういう声にすれば良いかわからなかった。トムと同じ声にするのもどうなのかなって思って。でも、最初はその方向性で進めていたんです。それからアンディ(・サーキス監督)に相談しました。ヘイ、アンディ・サーキス!あなたの声優の腕は間違いなく当代最高なんですから、あなたの声を使いましょうよ!って。誰も違いなんて気付きませんよと。でも彼は断固として、「いや、あなたが声をやるんだ」と。

それで良いアドバイスをくれました。しばらく大変でしたけど、結果は気に入っています。娘にも気に入ってもらえました。「カーネイジの声を早く聴きたい!早く聴きたい!」ってずっと言ってましたからね。いざ聞いたらすごく気に入っていたので、嬉しかったです。

ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ
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映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は絶賛公開中。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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