『IT/イット』ペニーワイズ役俳優がビビり倒す、スリラーコメディ『ヴィランズ』米予告編 ─ 強盗カップル、ヤバい夫婦の家に押し入ってしまう

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)でペニーワイズ役を演じ、世界を恐怖のどん底に叩き落としたビル・スカルスガルドが、こちらでは恐怖のどん底に叩き落とされる。スリラーコメディ『ヴィランズ(原題:Villains)』の米国版予告編が公開された。
“ボニー&クライド”風の強盗カップル、ミッキーとジュールスは心機一転、新たな人生を始めるためにフロリダへと向かっていた。しかし、道中でガソリンスタンドを襲撃した後に車が使えなくなってしまい、やむなく新しい車を手に入れるべく、近隣の家に押し入ることに。家主の夫婦はにこやかな笑顔で2人を迎えるが、突如として事態は一変する。なんと、その家の地下には少女が監禁されていたのだ。強盗ふたりは夫婦に襲撃され、かくして“悪党たち=ヴィランズ”の悪夢が幕を開ける。
「セールスマンをやっていたから、人のことが分かるんだよ。壊れた車があったし、うちの玄関がひどいことになっていた。二人とも逃げてる途中だね」。ミッキーに銃を突きつけられながらも、夫は余裕だ。かたやミッキーは、「あれはスゴいよ、俺もあんな風に人のことがわかればいいのに」。今回の予告編では、知能戦では圧倒的に夫婦が有利であることがわかる……。
ジュールス役としてビル・スカルスガルドとタッグを組むのは、『イット・フォローズ』(2014)や『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』の注目女優マイカ・モンロー。夫婦役は「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」(2007-2012)『ボーダーライン』(2015)のジェフリー・ドノヴァン、「クローザー」(2005-2012)のキーラ・セジウィックが演じる。脚本・監督は『ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター』(2017)の脚本を執筆したダン・バーク&ロバート・オルソンが務めた。
映画『ヴィランズ(原題:Villains)』は2019年9月20日に米国公開予定。新鋭クリエイターが手がける小規模のスリラー/ホラーコメディ、できるだけ日本でも観られることを祈るばかりである。
Source: ComingSoon.net