マーベル・コミック『ヴィジョン』邦訳版、全2巻発売 ─ MCUドラマ「ワンダヴィジョン」原案、ファミリードラマとサイコホラーの融合

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作ドラマ「ワンダヴィジョン(原題:Wandavision)」の原案として話題のマーベル・コミック作品、『ヴィジョン』の第1巻が2020年1月31日(金)にヴィレッジブックスより発売された。続く第2巻は2月28日(金)に発売される。
「ワンダヴィジョン」は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台に、「理想的な郊外生活を送っていたはずのワンダとヴィジョンが、次第に違和感に気づいていく」物語。昔ながらのシットコムとマーベル流のアクション映画が融合する、MCU屈指の異色作になる。
その原案コミック『ヴィジョン』は、“ファミリードラマ×サイコホラー×スーパーヒーロー”というかつてない作風で多くの読者に支持され、米国にて1年間で最も面白かったコミックに与えられる「アイズナー賞」を2017年に受賞。21世紀のマーベル最高傑作とも称されている。ホワイトハウス勤務になったヴィジョンは、人造人間の妻と2人の子どもと“人間らしい”暮らしを始めるも、ある事件をきっかけに恐るべき悲劇に見舞われて……。元CIAという経歴を持ち、DCコミックスでバットマンやスーパーマンなども手がけるトム・キングによる、サイコロジカル・ファミリーホラーだ。
『ヴィジョン』書籍情報
ホワイトハウス勤務のヒーローとなったことをきっかけに、ヴィジョンは人造人間の妻、そして2人の子供とともに“人間らしい”暮らしをしようと決意する。かくして、“普通”であろうとする4体の人造人間たちの暮らしが始まったが、ある事件をきっかけに生活の歯車は狂い始める。そして恐るべき悲劇が起こり……。
ライター | トム・キング |
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アーティスト | ガブリエル・ヘルナンデス・ウォルタ |
訳者 | 石川裕人、今井亮一 |
価格 | 各2,300円(税別) |
発売日 | 1巻:2020年1月31日(金)/2巻:2020年2月28日(金) |
サイズ | B5変形 |
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