ライアン・レイノルズ、「ウォーキング・デッド」で死んだキャラを復活させてしまう

人気ドラマ「ウォーキング・デッド」(2010-2022)の劇中で死亡した4人のキャラクターが、シリーズ最終回の放送日にユニークな形でよみがえった。その仕掛け人は、『デッドプール』シリーズなどで知られる俳優のライアン・レイノルズだ。米The Hollywood Reporterが伝えている。
レイノルズの製作会社Maximum Effortは、米AMCネットワークスのコンテンツルームと提携し、「ウォーキング・デッド」フィナーレのための特別CM映像を制作。過去に死亡したミルトン(ダラス・ロバーツ)、アンドレア(ローリー・ホールデン)、ロドニー(ジョー・アンドー・ハーシュ)、ギャレス(アンドリュー・J・ウェスト)を復活させた。4人はそれぞれオートデスク、デロイト、ドアダッシュ、リング、MNTNのCMに登場している。
自らもMNTNのCMに出演しているレイノルズは、声明の中で「広告は楽しいものであるべき」と記し、「ウォーキング・デッド」の功績に賛辞を送るとともに、今回のコラボレーションの狙いを明らかにした。
「過去10年間、『ウォーキング・デッド』はどんな作品よりも文化的な話題を提供してきました。そこで我々は数人のキャラクターを死から蘇らせ、楽しい文脈の広告に登場させることで、そのことを称えたいと考えたのです。AMCネットワークスのコンテンツルームの全面的なサポートと、デロイト、ドアダッシュ、オートデスク、リングの伝統にとらわれない姿勢に驚かされました。かつてそうだったように、広告は文化的な話題の中に含まれうるものです。ただ、もう少しだけ、愛と注目といたずらが必要なのです。」
レイノルズのコメントにある通り、どのCMも‟いたずら”心が満載だ。最初に流れる宅配サービス・ドアダッシュのCMには、ヒルトップの若者・ロドニーの生首が登場。地面に転がったまま、宅配ドライバーに「ここだよ、近づいて。噛まないから」と陽気に話しかけるも、商品が置かれる直前に「冗談さ。絶対に噛みついてやる」と態度を急変する姿が笑いを誘う。全5種類のCMで、本編では見られないユーモアあふれるウォーカーの世界を堪能してほしい。
▼「ウォーキング・デッド」の記事
「ウォーキング・デッド」屈指の人気キャラ、ダリル・ディクソン特集 ─ 無口で無愛想、だけど優しくて 「ダリルが死んだら暴動起こす」 【考察】「ウォーキング・デッド」シーズン1のゾンビの矛盾、最終シーズンでいかに修正されたか? ゾンビのルールが分かってなかった 【ネタバレ】「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」第2話、ゾンビ発生でパリ大混乱 ─ ロケ撮影交渉に「何ヶ月もかかった」? 印象的なシーンの裏側 「ウォーキング・デッド」シリーズ全7作を解説 ─ 各作品のあらすじ・特徴を紹介 新シリーズも続々 「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」あらすじ&キャラクター紹介 ─ フランス漂着のダリル、再びウォーカーと対峙 スピンオフ第1弾
Source: The Hollywood Reporter