スカーレット・ウィッチはユニバースを行き来することが出来る ─ エリザベス・オルセンが認める

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)による『ドクター・ストレンジ』(2016)続編、『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』は題名からもわかるように、マルチバースがキーワードとなる作品。そのマルチバースの鍵を握るのは、どうやらワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチになりそうだ。
この記事には、「ワンダヴィジョン」のネタバレが含まれています。
The Hollywood Reporter’s Award Chatterに出演したエリザベス・オルセンは、ワンダについて「いくつか楽しい能力を持っている」と語った。それは、『アベンジャーズ』シリーズやドラマ「ワンダヴィジョン」など、これまでの登場作でも見られた念力(テレキネシス)をはじめ、過去に一度も見せたことのない能力のようだ。なんと、「ユニバースを行き来することが出来る」というものだという。
これ以上の具体的な説明はなされていないが、この能力を駆使して、ワンダは別次元へと移動できるのではないか思われる。「ワンダヴィジョン」のエンドクレジットでは、スカーレット・ウィッチとなった“もうひとりのワンダ”が、消えたはずの子供たちの助けを呼ぶ声が聞こえる中、ダークホールド(魔術書)を読み解く恐ろしい姿が捉えられていた。
また同作の劇中ではアグネスことヴィランのアガサ・ハークネスが、ダークホールドに「スカーレット・ウィッチは生まれるのではなく、作り出される。仲間を持たず、呪文を唱えることなく力を使える。その力は“至高の魔術師”をも超える」と記されていたことも明かしていた。これらのシーンやセリフが意味するものが何なのかは定かでないが、マルチバースを予感させる内容とも言えるだろう。いずれにせよ、「狂気に満ちた映画」とも伝えられている、『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』でのワンダの活躍に注目したいところだ。
▼『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』の記事
マーベル新ドラマ「アガサ」配信が大幅延期、副題は「ダークホールド・ダイアリーズ」に変更 ダークホールド? 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』ペギーのカメオ出演は「不満だった」とヘイリー・アトウェル ─ 「すぐにフリスビーでやられて」 フリスビー 「ワンダヴィジョン」と『ドクター・ストレンジ/MoM』はテーマが被っていた、ワンダ役エリザベス・オルセンが指摘 今だから言える話ですね スカーレット・ウィッチ役エリザベス・オルセン、「自分でスタントをやるのはバカバカしい」と心境吐露 ─ 『ドクター・ストレンジ/MoM』で苦戦 演技への思いは様々です エリザベス・オルセン、今後のスカーレット・ウィッチには「救われてほしい」 わかる
Source:The Hollywood Reporter’s Award Chatter