スカーレット・ウィッチ&ヴィジョン単独ドラマ、タイトルは「ワンダヴィジョン」 ─ マーベルが製作発表、「Disney+」で配信へ

米マーベル・スタジオは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)などの主要キャラクターであるワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ&ヴィジョンの単独ドラマ製作を正式に発表した。
2019年4月11日(米国時間)、米ウォルト・ディズニー・カンパニーは、自社の新映像配信サービス「Disney+」の詳細情報を告知。スカーレット・ウィッチ&ヴィジョンの単独ドラマは、同サービスの配信ラインナップの一本として発表されたものだ。
これまで本作のタイトルは、主に米国メディアにおいて「ヴィジョン&スカーレット・ウィッチ(Vision and the Scarlet Witch)」として伝えられていた。ただし今回、マーベル・スタジオは作品タイトルを「ワンダヴィジョン(邦題未定、原題:WandaVision)」として正式に発表。現時点でストーリーの内容は不明だが、あえて邪推するならば、これはワンダとヴィジョンの二人を指すものでありつつ、ワンダ・マキシモフという女性の視野(vision)に焦点を当てることを示唆する、いわばダブルミーニングなのかもしれない。
本作でスカーレット・ウィッチ&ヴィジョンを演じるのは、もちろん従来作品に続いての登場となるエリザベス・オルセンとポール・ベタニー。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で心の通い合うさまを繊細な演技で紡ぎ出した二人は、今度はどんな物語を体現してくれるのだろうか。脚本・製作総指揮を務めるのは、すでに『キャプテン・マーベル』でマーベル・シネマティック・ユニバースに参加しているジャック・スカエファー。スカーレット・ヨハンソン主演で企画されている、ブラック・ウィドウの単独映画(タイトル未定)でも脚本を執筆している。
「Disney+」では本作のほか、トム・ヒドルストン主演「ロキ(邦題未定、原題:Loki)」、アンソニー・マッキー&セバスチャン・スタン主演「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(邦題未定、原題:The Falcon and The Winter Soldier)」が製作されるほか、クリント・バートン/ホークアイの単独ドラマ化企画も報じられている。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、一連のドラマシリーズが『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日公開)以後のマーベル・シネマティック・ユニバースで重要な役割を担うことを明言済み。それぞれのストーリーは、従来のMCUにも深く関係することになるという。
ディズニーの新映像配信サービス「Disney+」は米国にて2019年11月12日にサービス開始。「ワンダヴィジョン(邦題未定、原題:WandaVision)」の配信時期は未定だ。
Source: Disney