「ワンダヴィジョン」ジミー・ウー役、カードマジックの特訓が思ったより本格的 ─ 未披露トリックも存在か

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品「ワンダヴィジョン」にて復活を果たしたジミー・ウーは、初登場作品『アントマン&ワスプ』(2018)から1つ大きな成長を見せている。それが、「ワンダヴィジョン」第4話にて軽々と披露してみせたカードマジックだ。
以前、ジミー・ウー演じるランドール・パークは、復帰にあたりカードマジックを特訓したと明かしていたが、上達するための練習は思ったよりも本格的であったらしい。なんとパークのために、プロのマジシャンが雇われていたというのだ。
米Marvel.comの取材に応じたパークは、「『ワンダヴィジョン』に向けて、製作側がマジシャンを連れてきてくれました」と明かしている。「アトランタにいる地元のマジシャンの方です。素晴らしい方でした」。マジシャンの教えに対して、熱心に取り組んだというパークは、「学習曲線はとてつもなく大きかったですよ」と回顧。「手先が不器用なので」とも語っているが、作中ではそんなことを微塵も感じさせない華麗なカードさばきを披露している。
そもそも、ウーがカードマジックに目覚めたのには、『アントマン』シリーズの主人公スコット・ラング(ポール・ラッド)の影響がある。『アントマン&ワスプ』冒頭、ラング家へ家宅捜査に入ったウーは、娘のキャシーと遊ぶための工夫だとして、スコットからカードマジックを突然披露される。これをきっかけにカードマジックに興味を持ち始めたウーは、オフィスで練習するも全く出来ていなかった。パーク自身、「いつか学びたい」と当時思っていたようで、「ワンダヴィジョン」にて見事これが叶うこととなったのだ。
ちなみに、パークは練習当時を振り返り、「何種類かのカードマジックを習得しなければなりませんでした」と話している。ということは、見せていない技がまだ存在するということだろうか…?
Source:Marvel.com