『アベンジャーズ』ワンダ役エリザベス・オルセン、ヴィジョンとの愛の鍵はマインド・ストーンと考察

思えば、数あるマーベル・シネマティック・ユニバース作品の中でも、初めて「恋愛要素」が最大に描かれる作品になるかもしれない。Disney+で配信予定の「ワンダヴィジョン(原題:WandaVision)」だ。エリザベス・オルセン演じるワンダ/スカーレット・ウィッチと、ポール・ベタニー演じるヴィジョンを描く全6話のシリーズである。
ドラマの概要などは明らかにされていないが、2人はこれまでの劇中でも恋人関係として描かれている点がポイント。原作では能力によって現実を改変してしまうほど強力なパワーを持つワンダと、アンドロイドであるヴィジョンのドラマが描かれるものと予想できる。アベンジャーズの中でも最強クラスの2人のロマンスの行方は?
「ポール(・ベタニー、ヴィジョン)がインフィニティ・ストーンを持っているものと思っていました」と語るエリザベスは、ストーンこそが「恋人のような気持ちになったとき」の2人を結びつけるものだと考察する。
「私達の人間世界で、愛とか、パートナー、恋人についての話をするときって、たいてい説明ができないような部分があるじゃないですか。よくある、ケミストリーとか、2人を結びつけるフィーリング、みたいな感じの。私の中での答えは、スカーレット・ウィッチとヴィジョンの間のそれって、ストーンなんですよ。」
人の精神を司るマインド・ストーンは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)以降はヴィジョンの額に埋められている。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)では劇的な展開を迎えたが、「ワンダヴィジョン」がどの時系列で描かれるかは現時点で不明だ。エリザベスは「サンディエゴ・コミコン」で同作が発表となった際、「風変わりで、ディープで、たくさんのサプライズがある」と予告。「ついにワンダ・マキシモフこそスカーレット・ウィッチなのだと理解できる」とも宣言されているから、もしかすると原作コミック同様に魔法を使ってヴィジョンとの間に子を設けたり、現実を改変するという展開が待っているかもしれない。もしも、そこにマインド・ストーンが関わってくるなら……?
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Source:Comicbook.com