マーベルドラマ「ワンダヴィジョン」発表 ─ 『キャプテン・マーベル』マリアの娘も登場、「サプライズに満ちた風変わりな」ドラマに

ディズニーの新ストリーミング・サービス「Disney+」にて配信される、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ワンダヴィジョン(邦題未定、原題:WandaVision)」のロゴマークが、ポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン(Comic-Con International: San Diego 2019)」にてお披露目となった。
Just announced in Hall H at #SDCC, Marvel Studios’ WANDAVISION, an original series with Elizabeth Olsen, Paul Bettany and Teyonah Parris. Streaming exclusively on Disney+, Spring 2021. pic.twitter.com/6lIiMJdfYw
— Marvel Studios (@MarvelStudios) 2019年7月21日
「ワンダヴィジョン」はタイトルの通り、エリザベス・オルセン演じるワンダ/スカーレット・ウィッチと、ポール・ベタニー演じるヴィジョンを描く全6話のシリーズ。ほか、『ビール・ストリートの恋人たち』(2019)テヨナ・パリスがモニカ・ランボー役で出演することも発表となった。モニカは『キャプテン・マーベル』(2019)でキャロルの親友マリアの娘として登場していたキャラクターと同一だ。原作コミックでは2代目キャプテン・マーベルを襲名する。「ワンダヴィジョン」では、成長したモニカが登場するということだろう。
発表された「ワンダヴィジョン」タイトルロゴについて、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは「変なロゴだなと思われたら、鑑賞をお楽しみに。これまでとは全く異なる作品です」と自信。エリザベス・オルセンも本作を「風変わり」と形容し、「たくさんのサプライズがあって、ついにワンダ・マキシモフこそスカーレット・ウィッチなのだと理解できるんです」と語った。実はMCUの劇中において、これまで「スカーレット・ウィッチ」と呼称されたことはなかったのだ。
ヴィジョンは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)で絶命していることもあって、演じるポール・ベタニーは「どういうことか分かりません」「大勢の皆さんの前で、こんなに困惑したこともないですね」とシリーズの謎を楽しんでいる様子。ベタニーからも「サプライズに満ちた、風変わりな作品になる」との予告が飛び出した。
マーベル・スタジオの新作が多数発表された「サンディエゴ・コミコン」では、『ドクター・ストレンジ』続編『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』も明らかに。こちらは「ワンダヴィジョン」と直結する内容になるというから、見逃せない。
本作で脚本・製作総指揮を務めるのは、『キャプテン・マーベル』(2019)に携わったジャック・スカエファー。スカーレット・ヨハンソン主演、ブラック・ウィドウの単独映画(タイトル未定)でも脚本を執筆している。
Source:Collider