マーベル「ワンダヴィジョン」米新映像 ─ 防護服の謎の人物、「ワンダ」と呼ぶ謎の声、謎だらけの60秒

2021年1月15日(金)にいよいよ配信開始となるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品「ワンダヴィジョン」より、最新のスポット映像が公開された。『アナと雪の女王』シリーズの作曲家コンビが手がけたオリジナルのテーマ・ソングが初披露となっている。
「ワンダヴィジョン」は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に、スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)の郊外での生活が描かれる。シットコム形式やモノクロの映像など、これまでのMCU作品とは一線を画する作品としても話題の1作だ。
この度の映像は、2020年12月中旬より公開されている「Marriage」「Story」と題された30秒のスポット映像と60秒のスポット映像「Reality」に次ぐ4本目。タイトルは、MCUフェーズ4の開幕を象徴する言葉のように思えてならない“新しい時代”という意味の「New Era」だ。
郊外での理想的な生活のなか、「私たちって普通じゃないよね。歌も無いし、結婚指輪も無い」とワンダが言うと、「じゃあそうしよう」とヴィジョン。指輪をはめた2人は晴れ姿で車に乗り込み、街を走る。『アナと雪の女王』のクリステン・アンダーソン=ロペスとロバート・ロペスが手がけたテーマ曲にあわせて、2人の暮らしが次々と映し出される。
陽が沈み、辺り一帯真っ暗の道路。「この場所で何が起きているのか理解できない」とワンダが話すように、マンホールから防護服らしきものを身にまとった正体不明の人間が姿を見せる。はたまた、ソファでくつろぐワンダに、「ワンダ。ワンダ。私の声が聞こえるか?」と何処からともなく呼びかけてくる謎の男性の声。MCUの新境地を開く1作だけに、先の全く読めない展開も配信開始までの楽しみであることは間違いない。
本シリーズは全9話構成。出演者はエリザベス・オルセン&ポール・ベタニーの他、『マイティ・ソー』シリーズのダーシー・ルイス役でカット・デニングス、『アントマン&ワスプ』(2018)のFBI捜査官ジミー・ウー役でランドール・パークが再登場。『キャプテン・マーベル』(2019)のモニカ・ランボー役を『ビール・ストリートの恋人たち』(2018)のテヨナ・パリス、隣人のオウンティ・アグネス役を『ヴィジット』(2015)のキャスリン・ハーンが演じる。
ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』2021年1月15日(金)日米同時配信。
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Source: Variety