「ワンダヴィジョン」謎の魔女集会が登場か ─ マーベル初のシットコム、不穏なキーワードに注目

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ワンダヴィジョン(原題:Wandavision)」のストーリーに不穏な気配だ。なにやら、謎に包まれた“魔女集会”なるものが登場するというのである。
情報源となったのは、世界のスタントパーソンを登録するデータベースサイト・iStunt。「ウォーキング・デッド」などでスタントを務めてきたスタントウーマンのニコール・レディンガー氏のデータに「ワンダヴィジョン」が追加され、「魔女集会のメンバー」としてスタントを演じたことが明らかになったのだ。“魔女集会”とは…?
すでにヒントはある。以前、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、本作でワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)が、ついにスカーレット・ウィッチとしての覚醒を遂げることを示唆していた。これまでスカーレット・ウィッチという名前では呼ばれてこなかったワンダだが、ファイギ社長いわく「今回はワンダがスカーレット・ウィッチであるという事実が重要」であり、「スカーレット・ウィッチであることの意味」を掘り下げる作品だというのだ。ならば、“魔女集会”はワンダの前に立ちはだかる敵なのか、それとも彼女を覚醒させる味方なのか。
「ワンダヴィジョン」は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台とする、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチとヴィジョン(ポール・ベタニー)の物語。郊外で理想的な日々を送っていた2人が、やがて日常に違和感を抱いていく“MCU初のシットコム”だ。しかし、すでに公開されている特報映像を見るかぎり、また「魔女集会」という言葉から察するに、やはり本作はそれほどストレートな内容ではないのだろう。
ちなみに「ワンダヴィジョン」は、2022年公開『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』に直結したストーリーとなるほか、「MCUのフェイズ4、その未来すべてに影響を及ぼす」ともいわれている。その真意やいかに。
出演者はエリザベス・オルセン&ポール・ベタニーのほか、『マイティ・ソー』シリーズのダーシー・ルイス役でカット・デニングス、『アントマン&ワスプ』(2018)のFBI捜査官ジミー・ウー役でランドール・パークが再登場。さらに『キャプテン・マーベル』(2019)のモニカ・ランボー役を『ビール・ストリートの恋人たち』(2018)のテヨナ・パリス、“おせっかいな隣人”役を『ヴィジット』(2015)のキャスリン・ハーンが演じる。脚本・製作総指揮は『キャプテン・マーベル』(2019)のジャック・スカエファー、監督は「ゲーム・オブ・スローンズ」「ザ・ボーイズ」などのマット・シャクマン。
ドラマ「ワンダヴィジョン(原題:WandaVision)」はDisney+にて2020年12月米国配信予定。
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Source: iStunt