マーベルドラマ「ワンダヴィジョン」本撮影が終了、米配信は2020年12月

ディズニー独自の映像配信サービス「Disney+」にて配信予定のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマシリーズ「ワンダヴィジョン(原題:WandaVision)」が、本撮影を終了したようだ。撮影クルーのテイラー・グラボウスキーがInstagramにて撮影終了パーティの様子を投稿している。
「ワンダヴィジョン」では、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)を主人公に、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界の物語が描かれる。
米ジョージア州アトランタにある複合施設スカイラインパークにて行われたパーティでの集合写真からは、制作陣・スタッフらが本撮影の終了を祝福している様子が伺える。オルセンやベタニーをはじめ、キャストらが参加したかどうかは不明だ。
本作の米国配信予定は2020年12月。今後は作品のポスト・プロダクション(撮影後作業)に入ることになるが、配信開始までの約9ヶ月の間に再撮影・追加撮影が行われる可能性もあるだろう。同じくMCUのドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and the Winter Soldier)」はこれよりも早い2020年8月の米国配信を予定しており、現在は撮影の真っ只中にある。
マーベル作品初のシットコム形式で展開される本作では、郊外で理想的な生活を送っていたワンダ・マキシモフとヴィジョンが、「あらゆるものが見かけ通りではないのではないかと疑い始めていく」ストーリーになるという。ワンダが“スカーレット・ウィッチ”としての変化を遂げることになる本作は『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』(2021年米公開)に直結し、その影響は今後のMCU全体に及ぶことになるのだそう。
本作には『マイティ・ソー』シリーズのダーシー・ルイス(カット・デニングス)、『アントマン&ワスプ』(2018)のFBI捜査官ジミー・ウー(ランドール・パーク)も登場する。脚本・製作総指揮務めるのは『キャプテン・マーベル』(2019)のジャック・スカエファー。監督には「ゲーム・オブ・スローンズ」「ザ・ボーイズ」などのマット・シャクマンが就任している。
ドラマ「ワンダヴィジョン(原題:WandaVision)」はDisney+にて2020年12月米国配信予定。
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