マーベル「ウェアウルフ・バイ・ナイト」がカラー化で配信へ ─ モノクロ版とは全く違った質感に

2022年にディズニープラスで配信されたマーベル・スタジオのハロウィン・スペシャル「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト」が、カラー版で装い新たに再配信される。この作品はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のモノクロ作品として登場していた。
「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は1930-40年代のホラー映画にインスパイアされた作品で、現時点で他のMCU作品とは関連しない単独作品だ(今後クロスオーバーする可能性はある)。監督のマイケル・ジアッキーノは、カラー化は1年前から検討・試行されていたことで、ホラーの名門であるハマー映画の「高彩度・低照明」に影響を受けていることを米Marvel.comにて明かしている。

カラー化は単純な作業ではなく、シーンごとに強調する特定の色を選択していく「アーティスティック」な「たくさんの作業」を要し、それは「思っていたよりずっと集中力を要した」という。モノクロ版とは全く違った経験ができると、ジアッキーノは話している。
実際の映像はこちらの予告編映像で確認することができる。色が加わったことで、ファンが1年前のハロウィーンに鑑賞したものとは異なる質感が与えられている。モノクロ版と見比べるのも楽しそうだ。
「ウェアウルフ・バイ・ナイト・イン・カラー」は2023年10月20日よりディズニープラスで米配信。日本版の情報も待たれる。
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Source:Marvel.com