マーベル「ウェアウルフ・バイ・ナイト」、ウェアウルフ姿がフルカラーで公開 ─ 「モノクロになるとは思わなかった」とアーティスト

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で、初となるモノクロ映像作品ハロウィン・スペシャル「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト」。番組のコンセプトアートを手がけたアーティストが、主人公ウェアウルフ/ジャック・ラッセルの姿を別のカラーパレットで見せている。
コンセプトアーティストのビリー・クリスチャンが、自身のTwitterにフルカラーで作成されたウェアウルフのデザインを投稿。その画像には、「ウェアウルフ・バイ・ナイト。マーベル・スタジオによる新ハロウィン・スペシャルのために描いたイラストレーションだ。このアートワークはスタイルガイドとして使われる予定。まさかスタジオが全編をモノクロで作るとは思わなかった。興味がある人は視聴してみてください!」とコメントが添えられている。
Werewolf by Night.
My illustration for the new Halloween Special by Marvel Studios. This artwork will be used as a style guide.
I didn’t expect that they made the whole film black and white.
If you’re interested, give it a try! #WerewolfByNight #Marvel pic.twitter.com/BnhSKXrg5A— Billy Christian (@bill_creative) October 13, 2022
クリスチャンは番組がモノクロ映像で製作されるとは予想していなかったため、ウェアウルフのコンセプトアートをカラーで仕上げたのだろう。番組で製作総指揮を務めたブライアン・ゲイは、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」が他の作品とはどれだけ違っているかを“強調”するために、モノクロ映像にしたと説明していた。
ちなみに、クリスチャンが投稿で言及した“スタイルガイド”とは、デザインの下地となる要素や、デザイナーやアーティストが従うルールなどを集めたガイドラインのこと。このフルカラー・コンセプトアートが「スタイルガイドとして使われる予定」だということは、将来的にウェアウルフがMCU作品に再登場して、今度はカラーで姿を見せることを意味しているのだろうか?
以前にゲイはウェアウルフのカムバックについて、「彼は予測不可能です」と反応。「誰かが彼に“チームに参加しないか”と、気軽にアプローチするかどうかは分かりませんね。彼はちょっと凶暴ですから」と、曖昧な答えを返していた。
「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト」は、ディズニープラスにて配信中。
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Source:@Billy Christian