マーベル「ホワット・イフ…?」にクロスボーンズ役フランク・グリロが再登場 ─ さらなるサプライズ・キャストも

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初となるアニメシリーズ「ホワット・イフ…?(原題:What If…?)」に、『キャプテン・アメリカ』シリーズからクロスボーンズ/ブロック・ラムロウ役のフランク・グリロが出演していることがわかった。米Colliderにてグリロ本人が認めた。
クロスボーンズはキャプテン・アメリカの宿敵であり、MCUには『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)に登場。出番は決して多くなかったが、観客に鮮烈な印象を残した。本作「ホワット・イフ…?」はMCUで実際には起こらなかった“もしも”を描くシリーズで、「もしもペギー・カーターに超人血清が投与されたら」「バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーがゾンビ化したキャプテン・アメリカと戦ったら」「ティ・チャラがスター・ロードになったら」といったエピソードが登場する。
グリロによると、すでに4~5話ぶんの収録を約1年前(2020年初頭)に終えており、コロナ禍による一時停止を経て、2021年2月に再度収録に臨むとのこと。秘密主義で知られるマーベルゆえ、グリロは収録時に脚本だけを渡されているという。過去には『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)への再登場を公に示唆したという“前科”もあるためだろう、グリロは「マーベルはあんまり教えてくれないんです。僕は口が軽いし、何度も怒られているから」と笑った。登場するエピソードがどんな内容なのかは覚えていないというが、アニメでクロスボーンズと再会できることは確かだろう。
2019年7月、マーベルは「ホワット・イフ…?」の出演者を大勢発表していたが、そこにグリロの名前はなかった。2020年12月の予告映像には、同じく出演が発表されていなかったベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジ、ベニチオ・デル・トロ演じるコレクターも登場済み。脚本・製作総指揮のA・C・ブラッドリーいわく、「驚きのサプライズ・カメオが何人もいます。いくつものエピソードに登場しますよ!」とのこと。さらなる豪華キャストにも期待がかかる。
Spoilers! But I can say that there are more than a few surprising MCU cameos… and characters can and do pop up in more than one episode!
— AC Bradley (the A stands for Ashley) (@TheAshBradley) January 3, 2021
アニメ「ホワット・イフ…?」はDisney+にて2021年夏配信予定。早くもシーズン2の製作が決定しており、シーズン1・2ともに全10話構成となる。
Source: Collider