『マリッジ・ストーリー』監督&アダム・ドライバー、新作で再タッグ ─ 『レディ・バード』監督グレタ・ガーウィグも出演

2020年(第93回)アカデミー賞で6部門ノミネートを果たした映画『マリッジ・ストーリー』で監督、主演をそれぞれ務めたノア・バームバックとアダム・ドライバーが、Netflixの新作映画で再タッグを組むことが判明した。
タイトル未定の本作は、『アンダーワールド』(1997、新潮社)などで知られる米出身の作家ドン・デリーロの著書『ホワイト・ノイズ』(1985、集英社)が原作の作品。アメリカの大学町を舞台に、“ヒトラー学科”を創設した大学教授の男ジャックが、殺人に手を染めていくまでのクライム・ミステリーが描かれる。
米Production Weeklyによれば、メガホンを取るのは『フランシス・ハ』(2012)『マリッジ・ストーリー』などで知られるノア・バームバック監督。主人公の大学教授を同2作でバームバック監督とタッグを組んだアダム・ドライバーが演じる。また、同じく『フランシス・ハ』に出演し、『レディ・バード』(2017)『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)など、監督としての才も発揮するグレタ・ガーウィグが役者として参加。ジャックの4人目の妻バベットを演じるという。
撮影は2021年6月に開始が見込まれているとのこと。製作・配信は『マリッジ・ストーリー』で確かな実績を収めたNetflixが担当する。
現在バームバック監督は、ガーウィグと共にマーゴット・ロビーが主演を務めるバービー人形の実写映画版『バービー(原題:Barbie)』の脚本作業にあたっている模様。一方のドライバーは、リドリー・スコット監督作『Gucci(原題)』やサム・ライミ監督がプロデュースするSFスリラー映画『65(原題)』ほか、多数の次回作を控えている。
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Source: The Film Stage,Collider