【レポート】「第68回さっぽろ雪まつり」ルーカスフィルム公認!『白いスター・ウォーズ』を体験してきた
北海道を代表する冬の一大イベント「さっぽろ雪まつり」が2017年2月6日に開幕した。札幌市内3会場で行われる冬の風物詩も今回で68回目を迎え、大小様々な雪像・氷像の約200基が登場している。今回筆者は、メインとなる大通会場で、ルーカスフィルム公認の巨大『スター・ウォーズ』雪像を体験してきた。日没後にはライトアップも実施される圧倒の大雪像、その模様をお届けしたい。
ルーカスフィルム公認、巨大スター・ウォーズ雪像!
札幌市内にあるすすきの会場、大通会場、つどーむ会場の3か所を舞台に、国内外からおよそ200万人が訪れる、北海道で長い歴史を有した冬の大イベント「さっぽろ雪まつり」。各会場には趣向を凝らした多くの雪像・氷像が並ぶが、その中でもメインとなるのが大通会場だ。札幌の中心部を1丁目から12丁目まで、東西に横切る大通公園では、約1.5キロメートルにわたって雪と氷のドラマが展開されている。
今年(2017年)は、SF映画の金字塔『スター・ウォーズ』シリーズの第1作が全米公開されてから40周年を迎えるアニバーサリーイヤー。メインの大通会場10丁目「UHB ファミリーランド」には、『スター・ウォーズ』を題材とした巨大な雪像がお目見えした。

ルーカスフィルム公認、ウォルト・ディズニー監修で作られたこの巨大雪像は、2015年に制作された『雪のスター・ウォーズ』を凌ぐ、高さ18m、幅24m、奥行き20mという圧倒的スケールと圧巻のクオリティだ(2015年のSW雪像は、高さ15m、幅22m、奥行き20mだった)。会場内では映画の音楽が常に流れており、目と耳で多くの来場者を楽しませていた。
2017年の雪まつりでも最大規模である『白いスター・ウォーズ』雪像には、シリーズの人気ドロイドR2-D2、C3-PO、そして『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で登場したドロイドBB-8、さらに“STAR WARS”のロゴが並んでいる。また赤い十字型のライトセーバーを操る、ダース・ベイダーの意志を受け継いだ暗黒面の戦士カイロ・レンも前面に配置されていた。
迫力のサウンドによる“スーパーライティングショー”

この『白いスター・ウォーズ』雪像は、約1か月にわたって延べ2700人が製作に参加し、29日間もの期間を経て完成している。使用された雪の量は3500トン、つまり5トントラックが700台分だから驚きだ。
また会期中の17時30分~21時30分には、『スター・ウォーズ』の世界観を見事に表現した“スーパーライティングショー”、いわゆるプロジェクションマッピングが実施され、雪像は日中とまた違った顔を魅せている。ぜひ夜間にも立ち寄ってほしい。
さっぽろ雪まつりの『白いスター・ウォーズ』大雪像。日没後の“スーパーライティングショー”は超ド迫力…! 正直これには感動した pic.twitter.com/yCuynDUkKu
— アコース (@acous0527_JP) 2017年2月8日
「さっぽろ雪まつり」雪像・氷像セレクション
もちろん「さっぽろ雪まつり」には、『スター・ウォーズ』のみならず、さまざまな雪像・氷像が登場している。映画やゲームなどに関するものもあれば、まったく関係のないものもあり、ここではその一部をご紹介しよう。
「第68回さっぽろ雪まつり」は、明日2017年2月12日(日)まで開催中。なお『スター・ウォーズ』シリーズの最新作、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日(金)に全世界同時公開だ。