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世界絶賛の音楽映画『ワイルド・ローズ』公開決定 ─ 主演女優大躍進、『イントゥ・ザ・スカイ』監督が手がける

ワイルド・ローズ
© Three Chords Production Ltd/The British Film Institute 2018

2018年トロント国際映画祭のプレミア上映で好評を博し、本年度ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞のインディペンデント映画トップ10に選出された話題作『WILD ROSE(原題)』が、邦題『ワイルド・ローズ』として2020年6月26日(金)に日本公開されることが決定した。

本作で主演を務めた新進女優ジェシー・バックリーは、2020年の英国アカデミー賞(BAFTA)で主演女優賞にノミネート。自身が圧巻の歌唱を見せた主題歌『Glasgow』は、米国アカデミー賞の主題歌賞ノミネート候補に残っている。監督を務めたのは、エディ・レッドメイン&フェリシティ・ジョーンズ主演『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』を手がけたトム・ハーパーだ。

あふれる才能とカリスマ性、大胆さを持つ主人公ローズ=リン・ハーランは、スコットランド・グラスゴーを出て、カントリー歌手になることを夢見ていた。しかし2人の子供を抱えるシングルマザーであり、しかも刑務所を出たばかりの彼女にとって、夢の舞台はあまりにも遠い場所。資産家スザンナの邸宅で家政婦として働き始めるローズだったが、その歌声を聞いたスザンナは感銘を受ける。願ってもないチャンスが到来する中、ローズは家族とスターへの道の間で選択を迫られるのだった。

夢と現実、そして家族の狭間でもがき苦しむ主人公を演技と歌唱の両面で力強く表現したジェシー・バックリーは、2017年に英国アカデミー賞のブレイクスルー・ブリッツ(有望な新人)に選ばれ、2018年には英国インディペンデント映画賞最優秀新人賞を受賞。演技力が認められるきっかけとなったドラマ「戦争と平和」(2016)を手がけたのが、本作の監督トム・ハーパーだ。「ジェシーは並外れた女優であり、並外れた歌の才能もある。これ以上の適役はいない」とまで言わしめた才能にぜひ注目してほしい。

ジェシーは本作を経て、レニー・ゼルウィガー主演の『ジュディ 虹の彼方に』(2020年3月6日公開)で準主役に抜擢。さらにロバート・ダウニー・Jr.主演『ドクター・ドリトル』(2020年3月20日公開)やドラマ「チェルノブイリ」(2019)など話題作への出演が続いている。

母親役は『リトル・ダンサー』(2000)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、『ハリー・ポッター』『マンマ・ミーア!』『パディントン』など数々の人気映画に出演してきたベテラン女優ジュリー・ウォルターズ。資産家のスザンナ役は『ホテル・ルワンダ』(2004)や『プーと大人になった僕』(2018)のソフィー・オコネドーが演じる。

映画『ワイルド・ローズ』は2020年6月26日(金)全国ロードショー

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THE RIVER編集部THE RIVER

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